中学生でも英検準2級に合格できる?勉強法を整理
英検準2級は高校中級程度とされる級ですが、中学生でも合格を目指すことはできます。ただし、単語だけを増やしたり、過去問だけを繰り返したりするだけでは、読解・英作文・リスニングの得点が安定しにくくなります。
中学生が準2級を目指すときは、まず中学英文法と基本単語の状態を確認し、そのうえで準2級の語彙・長文・英作文・リスニングへ進むことが大切です。学校英語と英検対策を別々の勉強にせず、学校で習った内容を英検の問題でも使えるようにしていきましょう。
このページでは、中学生が英検準2級を目指すときに確認したい勉強法を、文法・単語・英作文・リスニングの4分野に分けて解説します。中2・中3で受験を考えている方、学校の英語と英検対策を両立したい方、独学だけでは英作文や聞き取りに不安がある方に向けた内容です。
将来的に英検2級を視野に入れている場合も、準2級の段階で「長文を読む」「自分の意見を書く」「聞き取れなかった音声を復習する」という基本を身につけておくことが、その後の学習につながります。
このページで確認すること
- 中学生が英検準2級を目指すときの学習の進め方
- 文法・単語・英作文・リスニングで先に確認したい内容
- 過去問に入る前に確認したい中学英語の土台
- 英作文を自己採点だけで終わらせない理由
- 学校英語と英検対策を両立する考え方
- 独学で進めにくくなったときに確認したいこと
準2級対策で見る4分野
| 分野 | 先に確認すること | 中学生が注意したい点 |
|---|---|---|
| 文法 | 不定詞・動名詞・比較・受動態・現在完了・関係代名詞 | 中学内容があいまいなまま長文に入らない |
| 単語 | 中学単語に加えて準2級頻出語を増やす | 意味だけでなく発音や例文も確認する |
| 英作文 | 意見・理由・具体例を短く書く練習 | 自己採点だけで終わらせない |
| リスニング | 音声を聞き、スクリプトを見て復習する | 直前期だけでなく日ごろから音声に触れる |
中学生が英検準2級の勉強を始める順番
「何から始めればよいか分からない」という場合は、いきなり単語帳や過去問だけに集中するのではなく、現在の弱点を確認してから勉強内容を分けると進めやすくなります。
- 準2級の問題を一度確認する
最初から高得点を取る必要はありません。どのような単語・長文・英作文・リスニングが出るのかを知ります。 - 間違いを「文法・単語・読解・英作文・リスニング」に分ける
点数だけを見るのではなく、何が原因で解けなかったのかを確認します。 - 中学内容に抜けがあれば先に戻る
文法や基本単語が原因なら、準2級の問題を繰り返す前に学校教材や教科書で復習します。 - 英作文とリスニングは早めに練習を始める
知識を覚えるだけでは身につきにくいため、書く・聞く練習を継続します。 - もう一度問題を解き、改善した分野と残った課題を確認する
このように、「過去問を解く→弱点を分ける→必要な内容に戻る→もう一度確認する」という流れを作ると、何となく問題集を進める状態を避けやすくなります。
中学生でも英検準2級に合格を目指せる理由
英検準2級は「高校中級程度」のレベルですが、次の力を順に積み上げれば、中学生でも合格を目指すことはできます。
- 中学校で習う文法をきちんと理解する
- 中学英単語に加えて、高校内容につながる単語も少しずつ覚える
- 英作文・リスニングに早めから慣れておく
英検準2級の学習で大切なのは、特別な解き方だけに頼ることではありません。文法・語彙・読解・英作文・リスニングを一つずつ積み上げることです。
特に中学生の場合、学校の英語で習った内容を英検準2級の問題にどう使うかが重要になります。中学内容があいまいなまま高校レベルの単語や長文に進むと、問題演習をしても「なぜ間違えたのか」が分からなくなりやすいためです。
中1・中2・中3のどの学年であっても、学年だけで受験の可否を決めるのではなく、現在の文法理解・語彙・読解・英作文・リスニングの状態を確認して判断することが大切です。
学年別の目安も確認したい方へ
「中1・中2・中3のどの段階で準2級を目指す人がいるのか」「合格率や取得状況も含めて判断したい」という方は、中学生の英検準2級の合格率と学年別の目安もあわせて確認してください。
中学生が準2級対策で先に確認したいこと
- 中学英文法を自分で説明できるか
- 知らない単語が多すぎて長文が読めなくなっていないか
- 英作文で意見と理由を書けるか
- リスニング音声を聞いた後に英文を見て復習できているか
- 学校の英語と英検対策が別々になっていないか
中2で学校英語と準2級対策を両立したい方へ
中2では、学校で新しく習う文法を理解しながら英検対策も進める必要があります。「英検のための勉強」と「学校のための勉強」を完全に分けるのではなく、学校で習った文法や単語を準2級の読解・英作文でも使えるようにすると復習を兼ねられます。中2英語を軸に両立の進め方を確認したい方は、中2英語の学習内容と英検対策の進め方をご覧ください。
英検準2級合格のための4つの勉強法
1. 中学校で習う文法を確認する
最初の土台になるのは、やはり文法力です。中学校で習う文法がきちんと理解できていれば、英検準2級の読解や英作文にも対応しやすくなります。
- 英検の過去問や準2級レベルの問題を解いてみる
- 分からない問題があれば、どの文法が原因なのか確認する
- 必要に応じて教科書や学校教材まで戻る
- 解説や教科書を読んでも理解できない部分は、学校や塾の先生に質問する
文法を確認することは、英文を正確に読む力だけでなく、自分の言いたいことを書く力や、リスニングで文の構造をつかむ力にもつながります。
「何となく分かる」から「なぜこの形になるのか説明できる」状態を目指しましょう。特に、不定詞・動名詞・比較・受動態・現在完了・関係代名詞などは、読解にも英作文にも関わります。
文法で確認したい単元例
| 単元 | 英検準2級での関わり |
|---|---|
| 不定詞・動名詞 | 長文・英作文で使う |
| 比較 | 意見や理由を書くときにも使える |
| 受動態 | 説明文を読む際に確認したい |
| 現在完了 | 経験や継続を表す英文で使う |
| 関係代名詞 | 長い英文の構造を理解する際に必要になる |
中高一貫校では、学校教材の進度が速く、学校で扱っている内容と英検準2級で必要になる文法が重なることがあります。そのため、英検用にすべてを一から学び直すのではなく、学校教材で学んだ文法を準2級の長文や英作文で使える状態にすることが重要です。
学校教材の文法が難しく、準2級対策まで手が回らない場合
英検の問題だけで理解しようとせず、普段使っている学校教材まで戻って確認しましょう。教材そのものの進め方に悩んでいる場合は、使用教材に合わせて次のページを確認できます。
- NEW TREASUREを使っている方:NEW TREASUREのレベル・勉強法と試験対策
- Progressを使っている方:Progress英語教科書の難易度と学習の進め方
2. 語彙力を強化する
準2級対策でもう一つ欠かせないのが語彙力です。
- 中学校で習う英単語を確認する
- そのうえで、準2級で必要になる単語や高校内容につながる単語を少しずつ増やす
単語学習では、一度に大量に覚えようとするより、毎日取り組む量を決めて復習を続けることが大切です。
- 「毎日10単語」など、続けられる課題を決める
- 英単語を見たときに意味が出てくる状態を目指す
- 日本語の意味だけでなく、例文の中で使い方も確認する
- 可能であれば発音も確認する
- 一度覚えた単語も時間を置いて復習する
語彙力がつくと、長文で意味を確認する回数を減らしやすくなり、リスニングでも知っている単語を拾いやすくなります。
一方で、単語だけを覚えていても準2級対策は完結しません。覚えた語彙が実際の長文や音声の中で分かるかまで確認しましょう。
単語学習で避けたい進め方
- 日本語の意味だけを見て終わる
- 覚えた単語を長文やリスニングで確認しない
- 発音を確認せず文字だけで覚える
- 一度覚えた単語を復習しない
学校の宿題、定期試験、英検対策が重なると、単語学習そのものより「いつ復習するか」が曖昧になりがちです。学校課題と英検対策を含めて、毎日の勉強をどう組み立てるかから見直したい場合は、学校課題と英検対策にもつながる中学生の学習の進め方も参考にしてください。
3. 英作文に慣れる
準2級では、与えられたテーマに対して自分の考えを書く必要があります。
難しい表現を無理に使うのではなく、自分が正確に使える文法と語彙で、質問に対する答えと理由を伝えることを意識しましょう。
- 質問に対する自分の考えを最初に決める
- その考えを支える理由を整理する
- 自分が正確に使える英文で書く
- 書いた後に文法・語順・単語を見直す
英作文でよく注意したいのは、「内容は思いついたのに英文として正しく書けない」「難しい表現を使おうとして文法を間違える」「書いた答案を自分で正しいと思い込んでしまう」といった状態です。
特に、時制・冠詞・前置詞・語順・主語と動詞の対応などは、自分の答案を自分だけで見直していると気づきにくいことがあります。
英作文は、可能であれば学校や塾の先生など第三者に確認してもらい、間違えた理由まで確認しましょう。
英作文を書いた後の確認項目
- 質問に対する答えになっているか
- 理由を分かりやすく書けているか
- 自分が理解している文法で書いているか
- 時制・冠詞・前置詞・語順に不自然な部分がないか
- 添削された箇所を直すだけでなく、なぜ間違えたか確認したか
英作文で点数が安定しない場合、「英語が苦手」とまとめて考えず、文法の理解、語彙の選び方、理由の組み立て方、答案の見直し方のどこに課題があるかを分けて確認することが大切です。
英作文を自分だけで直すのが難しい方へ
「書いてはいるが正しいか判断できない」「文法の抜けも一緒に確認したい」という場合は、答案を第三者に見てもらえる環境が必要になります。英作文・文法確認を含めて学習を見直したい方は、英検対策にも活用できる二週間完徹・定期試験対策ゼミの内容を確認してください。
4. 英文を毎日「耳で」聞く習慣をつける
準2級のリスニング対策では、試験直前だけ問題を解くのではなく、日ごろから英語の音に触れることが大切です。
- 英検の過去問リスニング音声
- 英検準2級対策用の音声教材
- 学校教材や単語帳に付属する音声
ただ音声を流すだけでなく、聞き取れなかった理由を確認しましょう。
リスニング復習の流れ
- まず音声だけを聞く
- 聞き取れなかった部分を確認する
- スクリプトを見て、知らない単語や理解できなかった英文を確認する
- 単語の意味・発音や文の構造を確認する
- 音声に合わせて声に出して読む
- 同じ音声をもう一度聞く
音声を聞きながら英文を追う、音声の後に続いて読む、音声をまねして発音するといった練習も取り入れられます。
英文が聞き取れない原因が、リスニングだけにあるとは限りません。スクリプトを読んでも意味が分からないのであれば、語彙や文法の復習が先に必要です。反対に、英文を見れば理解できるのに音声では分からない場合は、発音や音のつながりを確認します。
学校の授業で扱った英文も、読んで終わりにせず、利用できる音声がある場合は聞き直してみましょう。学校英語と英検対策を別々にしないことが、学習量を増やしすぎないためにも重要です。
過去問に入る前に確認したいこと
過去問は現在の実力や問題形式を知るために役立ちますが、解き続けるだけでは弱点が残ることがあります。特に中学生の場合は、中学英語の土台に抜けがないかを一緒に確認しましょう。
過去問を本格的に進める前のチェック
- 中学英文法の基本事項を説明できるか
- 基本的な英単語を見て意味が分かるか
- 準2級の長文を読んだとき、単語だけでなく文の構造を追えるか
- 英作文で質問に対する考えと理由を書けるか
- リスニング後にスクリプトを使って復習できるか
- 間違えた問題について、何が原因だったか説明できるか
すべてできてから過去問を始めなければならないわけではありません。一度解いて弱点を見つけ、必要に応じて文法・単語・学校教材へ戻るという使い方もできます。
学校英語と英検準2級対策を両立するには
中学生が英検準2級を目指す場合、学校の定期試験とは異なる準備が必要になる一方で、すべてを別々に勉強する必要はありません。
たとえば、学校で習った文法を準2級の長文で見つける、学校教材の英文を音読する、覚えた単語を英作文で使ってみるといった方法なら、学校英語の復習を英検対策にもつなげられます。
特に中高一貫校では、学校教材の進度が速いことがあります。英検対策を増やした結果、学校教材の復習ができなくなるのであれば、まず普段の英語学習を整理する必要があります。
今の悩みに合わせて確認するページ
- 中2の学校英語と英検を両立したい:中2英語の学習内容と英検対策の進め方
- NEW TREASUREの進度についていくのが難しい:NEW TREASUREの勉強法と試験対策
- Progressと英検の勉強をどう進めるか迷う:Progress英語教科書の難易度と学習の進め方
- 英語学習全体を一度整理したい:中高一貫校の英語学習全体の進め方
独学だけで英検準2級対策を進めにくい場合
単語や問題演習は一人でも進めやすい一方で、学習を続けるうちに、自分だけでは判断しにくい部分が出てくることがあります。
- 英作文を書いても、どこを直せばよいか分からない
- 過去問を解いているが、文法と単語のどちらが原因なのか分からない
- 学校の課題が多く、英検対策との優先順位を決められない
- 学校教材の進度が速く、英検対策まで手が回らない
- 問題集は進んでいるが、同じ種類の間違いを繰り返している
このような場合は、問題集を追加する前に「何を優先して直すか」を整理することが大切です。
英作文・文法確認も含めて学習を見直したい場合
当塾では、英検の試験対策にも対応した「二週間完徹・定期試験対策ゼミ」を開講しています。
「英作文を自分だけで直すのが難しい」「文法の抜けも含めて確認したい」という方は、英検対策にも活用できる二週間完徹・定期試験対策ゼミの内容をご確認ください。
通塾せずに学校英語と英検対策を進めたい場合
当塾では、中高一貫校生向けオンライン指導でも教室と同じ授業を受講できます。
- 通塾の必要がなく、自宅など勉強し慣れた環境で学習できる
- 部活動や学校行事などとも両立しやすい
- 全国どこからでも授業を受けられる
学校の英語と英検対策を一緒に整理したいものの、通塾が難しい場合は、中高一貫校生向けオンライン指導の内容を確認してください。
よくある質問
中学生でも英検準2級は早すぎませんか?
学年だけで早い・遅いと判断するのではなく、中学英文法、語彙、読解、英作文、リスニングの状態を確認することが大切です。学年別の目安や合格率も確認したい方は、中学生の英検準2級の合格率と学年別の目安も参考にしてください。
過去問はいつから始めればよいですか?
早い段階で一度解いて現在の実力を確認する方法があります。ただし、正解数だけを見るのではなく、文法・単語・読解・英作文・リスニングのどこに課題があるかを確認し、必要な分野へ戻って復習しましょう。
英作文は独学でも対策できますか?
自分の考えや理由を書く練習は一人でもできます。ただし、時制・冠詞・前置詞・語順などのミスは自分では見つけにくいことがあります。可能であれば先生など第三者に答案を確認してもらいましょう。英作文と文法をあわせて確認したい場合は、英検対策にも活用できる二週間完徹・定期試験対策ゼミの内容も確認できます。
学校の英語と英検対策は別々に進めるべきですか?
完全に別々にする必要はありません。学校で学んだ文法・単語・英文を、準2級の読解・英作文・リスニングでも使えるようにすると復習を兼ねられます。中2で両立方法を確認したい方は、中2英語の学習内容と英検対策の進め方も参考にしてください。
2級を目指す前に準2級で何を固めるべきですか?
文法・語彙だけでなく、長文を読む、質問に対する自分の考えを書く、聞き取れなかった音声を復習するという学習の流れを作っておくことが大切です。準2級で身につけた学習方法を、その後の2級対策にもつなげていきましょう。
まとめ:中学生の英検準2級対策は弱点を分けて進めよう
英検準2級を目指すときは、単語や過去問だけに偏らず、現在の弱点を分けて確認することが大切です。
- まず中学校で習う文法と基本単語を確認する
- 準2級で必要になる語彙を少しずつ増やす
- 長文では、単語だけでなく文の構造まで確認する
- 英作文は自分が正確に使える表現で書き、可能であれば第三者に確認してもらう
- リスニングは聞きっぱなしにせず、スクリプトを使って復習する
- 学校英語と英検対策を切り離さず、普段の教材も活用する
問題集を増やす前に、「文法が原因なのか」「単語が足りないのか」「英作文の直し方が分からないのか」「学校との両立が難しいのか」を確認すると、次に取り組む内容を決めやすくなります。
今の悩み別に次に読むページ
さらに情報を確認したい場合は、現在の悩みに近いものを一つ選んでください。すべてのページを読む必要はありません。
- 準2級の具体的な勉強法をさらに確認したい:中学生の英検準2級勉強法
- 合格までに何を準備するか整理したい:中学生で英検準2級に合格するためには
- 学年別の合格率や目安が気になる:中学生の英検準2級の合格率と学年別の目安
- 中2の学校英語と英検を両立したい:中2英語の学習内容と英検対策の進め方
- 学校課題を含めた学習計画から見直したい:学校課題と英検対策にもつながる中学生の学習の進め方
- 中高一貫校の英語学習全体を整理したい:中高一貫校の英語学習全体の進め方
塾で英検対策を見るべきか迷っている方へ
英検準2級対策は、すべての人が塾で進めなければならないものではありません。単語や問題演習を自分で継続でき、間違えた理由も自分で確認できるのであれば、まずは自分で学習を進める方法もあります。
一方で、「英作文を直してもらえる人がいない」「学校教材との優先順位が分からない」「同じところで何度もつまずく」という場合は、第三者と学習内容を整理することも選択肢になります。
ESCOTの指導が自分に合うか、相談する段階なのかを先に判断したい方は、いきなり予約フォームへ進む前に、エスコットを検討中の方へ|判断材料と見極め方をご確認ください。
英作文・文法・学校英語との両立を、自分だけで整理するのが難しい方へ
現在の課題に合わせて、英検対策に活用できる指導内容や受講方法を確認できます。
開講講座:ワンポイント講座 二週間完結・定期試験対策ゼミ【英語・数学】
単発的に数回の授業で定期試験対策を行います。また、英語は資格試験の対策も可能です。ご相談ください。
【数学】
単発的に数回の授業で定期試験対策を行います。 定期試験の範囲を一通り学習する、 もしくは試験までの時間が少ない場合でも最大限に得点を上げられるよう指導させていただきます。


