中学生が陥りやすい「よくない」勉強法

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伸びない原因

中学生が陥りやすい「よくない」勉強法

勉強しているはずなのに成績が伸びない、実力が身につかない場合、勉強時間ではなく勉強の中身に原因があるかもしれません。

このページでは、中学生がやってしまいがちな勉強法と、その見直し方を整理します。集中、作業化、解きっぱなし、暗記不足、直前詰め込みの5つを確認し、同じ時間でも成果につながりやすい学習に変えていきましょう。

よくない勉強法を見直す中学生向けのイメージ
ポイント:「机に向かっている時間」が長くても、内容が頭に残っていなければ成績にはつながりにくいです。まずは、今の勉強が「作業」になっていないかを確認しましょう。

よくない勉強法セルフチェック

当てはまるものが多いほど、勉強の中身が成果につながりにくくなっている可能性があります。まずは現状を確認し、直せるところから変えていきましょう。

学習中に当てはまりやすいこと
テスト前に当てはまりやすいこと
目安:2〜3個なら、やり方の一部を変えるだけでも改善が見込めます。4個以上なら、環境、復習、暗記の順に見直すと進めやすくなります。

集中力が保たれていない

音楽を聴いていたり、スマホや漫画などに手を伸ばしたりしていては、集中して勉強しているとは言えません。

机に座っている時間が長くても、その中に別のことをしている時間が多く含まれていては、学習効果は下がります。

手の届く範囲や視界の中に娯楽物を置かないこと、集中して取り組んだ後に短い休憩を入れることなど、自分に合った時間配分で学習することが大切です。

勉強するときは集中できる場所で学習することはもちろん、気が散る要因になるようなものは近くに置かないようにしましょう。服装や姿勢も含めて、学習しやすい状態で取り組むことが必要です。

環境の最小セット
  • 机の上は教材1つ
  • スマホは別室または鞄の奥
  • タイマーで区切る
  • 休憩は短く決める
集中が切れる典型

「疲れたから少しだけスマホを見る」から、勉強に戻れなくなることがあります。触る前に休憩時間を決めて、時間が来たら机に戻る形にしておきましょう。

時間配分の例
  • 50分+5分休憩
  • 25分+5分休憩
  • 15分+3分休憩
  • 自分に合う長さで調整
集中できる場所が見つからないとき

場所を変えても集中できない場合は、環境より先に「最初にやる作業」が重い可能性があります。最初の5分だけ、確実にできる作業にすると入りやすくなります。

  • 最初は簡単な1問から始める
  • 次にやるページを先に決める
  • 終わったら少しだけ難度を上げる

作業だけで内容が頭に入っていない

ノートや教科書に線を引くことや、単語帳を作ることだけで満足してしまっていては、勉強していることにはなりません。

もちろん、線を引く過程で文章を読むことや、単語帳を作りながら覚えることもあります。しかし、知識として身についていないまま終わっている場合もあります。

ノートをまとめることやオリジナルの単語帳を作ることは役に立つこともありますが、その作業に時間を使いすぎてしまっては意味がありません。作るだけで終わりではなく、しっかり活用し、そのうえで問題演習を行いましょう。

ポイント:「書いた・まとめた」は、理解や定着とは別物です。最後に必ず「思い出す」「解く」を入れると、勉強の効果が出やすくなります。
作業が長引く例
  • ノートがきれいで満足する
  • 色分けに時間を使いすぎる
  • 単語帳を作って終わる
  • まとめ直しだけで夜が終わる
伸びる学習への変え方
  • まとめは最小限にする
  • すぐ小テストをする
  • 問題演習で確認する
  • 間違えた理由を言葉にする

問題を解いたままにしている

問題を解いたあとにそのままにしていては、新たな知識が身につきにくくなります。間違えた問題は、なぜ間違えたのかを考える必要があります。

偶然解けてしまった場合や、なんとなく答えて正解だった場合も同様です。正解したから終わりではなく、自分で理由を説明できるかを確認しましょう。

問題を解きっぱなしにするのではなく、解説がある場合は解説を読み、きちんと理解するようにしましょう。また、同じような問題を解いたときに自信を持って正解できるように復習することが大切です。

繰り返し練習することで、効率よく学ぶことができます。学習が定着するには時間がかかるので、焦らず反復することを意識しましょう。

解きっぱなしを防ぐ復習の流れ
①原因を決める

知識不足、読み違い、計算ミスなど、理由を1つに絞って書く。

②同日で1回

解説を読んだら、同じ日にもう一度解く。短時間でも構いません。

③数日後に再挑戦

忘れかけた頃にもう一度解く。ここで正解できると定着しやすくなります。

暗記をしない

暗記をしないと、いつも同じような問題が解けなかったり、いつまでも苦手が克服できなかったりします。苦手だからとあきらめてしまっては、正解できる問題は増えません。

また、文章を読めば前後の内容でなんとなく意味を推測できることもありますが、それは一時的にしのげるだけで、理解したことにはなりません。

英単語や古文単語、数学の公式など、基礎が分かっていれば解きやすくなる問題はたくさんあります。毎日コツコツ覚えれば、自然と力が蓄積されるため、計画的に覚えていくことが大切です。

定期試験前は、定期試験前にまとめて暗記する方法を参考に、自分に合った暗記方法で記憶を定着させていきましょう。

暗記を回すコツ
  • 短時間を毎日行う
  • 見て覚えるより思い出す
  • 間違いだけを残す
  • 翌日・数日後に再チェックする
やりがちな失敗

まとめノートを眺めるだけ、音読するだけだと「できた気」になりやすいです。自分に問題を出して、答えられるかで確認するのが効果的です。

一夜漬けや一度に全部覚えようとしている

定期テスト前日は、しっかりと睡眠を取るようにしましょう。もし勉強中に眠くなってしまった場合は、短い仮眠をとって頭をすっきりさせることも効果的です。

一夜漬けで定期テストなどを乗り切ろうとはせず、日々の勉強に取り組むことが大切です。一度に全部覚えようとしても、多くの内容を一度に身につけることはできません。

何度も繰り返し学習したほうが定着率も高く、結果的に効率的です。毎日の勉強を習慣づけることはもちろん、テスト勉強は早めに計画して進めることが大切です。

特にテスト勉強の際は、テスト直前の勉強計画の立て方を参考に、計画的に学習を進めていきましょう。

計画の立て方が分からないとき

まずは範囲を全部やろうとせず、落とせないところから固める方が安全です。直前期は次の順で優先すると、点数につながりやすくなります。

  1. 暗記(英単語・用語・公式)
  2. 基本問題
  3. 間違えたところの解き直し
  4. 余裕があれば応用

当塾での取り組み

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やり方の見直しで、同じ時間でも伸び方が変わります
勉強の状況を見て「どこが伸びない原因か」を整理し、課題の量と順番を見直して、反復まで一緒に進めます。

まとめ

効率的に学習を進めることで、ムダな時間を減らしながら知識を身につけ、学力を伸ばしやすくなります。

大切なのは、ただ長時間勉強することではありません。集中できる環境を作り、作業だけで終わらせず、問題を解いた後に復習し、暗記を日々積み上げることです。

また、部活動や学校外の活動に力を入れている場合は、部活と両立するための効率のいい勉強方法とは?で触れていることにも意識を向けて取り組んでいきましょう。

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