代表挨拶
中高一貫校専門塾エスコット・代表の夏井です。
中学受験という12歳時点での競争を勝ち抜き、無事志望校に入学していく小学生たちを、これまで数多く見送ってまいりました。 もうすぐ13歳になる彼ら彼女らの目の前に広がっている大いなる可能性を感じ、これからの人生が有意義なものになるように祈りながら送り出す、ということを毎年行っております。
ですが、その後数年の間だけを切り取っても、様々な試練・困難が彼らを待ち受けています。 学校での人間関係が上手くいかず、あれだけ頑張って入学した志望校を退学せざるを得ない状況に追い込まれてしまったり、 目指す将来像が大幅に変わってしまったために、本来する予定のなかった高校受験をするために右往左往したり、 本当に様々なことを沢山見てきました。
ただ、やはり一番多かったのは、 入学後のモチベーションが保てないために成績が下降し、高校への内部進学を断念せざるを得なかったり、6年前に全く想像していなかったような大学受験結果を得てしまったり、というケースです。 誰しも、とりわけ成長途上にある中学・高校生にとって、はるか数年後の大学受験や、さらにその先にある目標や将来像を目指して、高いモチベーションを維持し続けることは非常に困難です。 また、本人はモチベーションを持って頑張っているつもりでも、その頑張りが目標に対して十分なものになっていないことも多いです。
中学受験では、指導にあたる講師や保護者の皆様が彼らの「伴走者」となり、その中で現在地を把握しながら受験を戦っていきます。 ところが、受験が終わってしまうと「伴走者」は居なくなります。 しばらく受験もありませんし、時にはゆっくりとした時を過ごしたいところでもありますが、急な環境の変化は彼らを混乱させます。 中高6年間という長距離レースにおいて、ペースメークは何よりも大切なのではないでしょうか。スパートをかける瞬間はもとより、あえてペースダウンを行った方が良い時もあります。そのタイミングは、長年数多くの中高生を指導し続けた講師たちが一番よく分かっています。
私たち中高一貫校専門塾エスコットは「伴走者」として彼らのペースメーカーでありたい、と願っております。中だるみさせることなく、適度な努力を継続的に続けられるように全力でサポートしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コラム
数学の応用問題への対策や英単語の効率的な覚え方、勉強環境の整え方、中高一貫校生向けの春休み勉強法や定期テスト勉強法、数学のケアレスミスの防止方法、個別塾での指導の意義、冬休み勉強法、そして勉強計画の立て方など、幅広い学習に関するアドバイスを提供しています。