中学生が英検準2級・2級に合格するには|レベル目安と効率的な勉強法

中2で英検準2級を目指す場合、学校の定期テストで点が取れているかだけでは判断しにくい部分があります。準2級では、中学英語の文法に加えて、高校初級程度の語彙、長めの英文、英作文、リスニング、二次試験の準備が必要になります。

また、中2で英検2級まで視野に入れる場合は、準2級よりもさらに語彙量や長文の抽象度が上がります。学校英語が得意でも、準2級と2級では必要な準備が変わるため、先にどの級を目指すべきかを見ておくことが大切です。

定期テストでは高得点でも、準2級の長文になると知らない単語が増え、選択肢の違いが読み取りにくくなることがあります。また、英作文では「自分の意見」と「理由」を英語で書く必要があるため、文法を知っているだけでは対応しにくい場合があります。

このページでは、中2で英検準2級を目指す生徒を中心に、必要なレベル、語彙、長文、文法、英作文、リスニング、過去問の使い方を順に説明します。あわせて、中2で英検2級を検討する場合の確認点や、中高一貫校で学校英語と英検対策を並行して進めるときの考え方も扱います。

中2で英検準2級・2級を考える前に見ること

中2で英検準2級や2級を目指すなら、学校英語の延長だけで考えず、英検に必要な準備を早めに入れることが大切です。特に次の4つを先に確認します。

  • 語彙:中学単語だけでなく、準2級頻出語まで広げる
  • 長文:知らない語があっても話の流れを追えるようにする
  • 英作文:自分の意見と理由を短い英文で書けるようにする
  • 過去問:点数だけでなく、足りない分野を見つける材料にする
対策 中2で見ること 具体的な進め方
語彙 準2級頻出語まで広げる 意味・発音・例文を毎日少しずつ確認する
長文 知らない語があっても内容を追えるかを見る 短めの英文から始め、分からなかった語を復習する
英作文 意見と理由を英語で書けるかを見る I think ... / First, ... / Second, ... の流れで練習する
リスニング 聞いた英文を見て内容を確認できるかを見る 音声を聞いた後、英文を見ながら復習する
過去問 苦手な分野を見つける材料にする 語彙・文法・聞き取り・英作文に分けて見直す

中2の英検対策では、語彙を後回しにしないことが重要です。単語が分からないと、長文・リスニング・英作文のすべてに影響します。

読みたい内容から確認する場合

中2で英検準2級を目指す前に知っておきたいこと

準2級のレベル目安

英検準2級は、一般に高校初級程度の英語力が必要とされる級です。中2で受ける場合、学校の進度よりも先の内容を自分で学ぶ必要があります。

  • 中学教科書の単語だけでは足りない
  • 長文の語数が増え、読む体力が必要になる
  • 英作文で自分の意見と理由を書く必要がある
  • リスニングの英文が長くなり、聞き返しができない
  • 二次試験では、声に出して答える練習が必要になる

二次試験に向けては、英文を音読する練習に加えて、質問に一文で答える練習、答えた理由を短く添える練習を入れておくと安心です。一次試験の学習中から少しずつ声に出す機会を作ると、面接形式にも慣れやすくなります。

中2で準2級を受ける生徒は、英語が得意な場合でも、準2級用の準備が必要です。定期テストで点が取れていることと、英検準2級で合格点に届くことは同じではありません。

学校英語だけでは足りない部分

特に差が出るのは語彙です。文法は中学内容がかなり使えますが、単語が分からないと長文の内容も選択肢の違いも取りにくくなります。

たとえば、本文の大まかな内容は分かっていても、選択肢に出てくる語の意味があいまいだと、最後の判断で時間がかかります。中2のうちから準2級の単語に触れておくと、長文やリスニングにも取り組みやすくなります。

中高一貫校でも別に対策が必要な部分

中高一貫校では学校の英語進度が速いことがあります。そのため、準2級に必要な文法へ早めに触れている生徒もいます。

ただし、学校教材の英語と英検準2級の出題は同じではありません。学校の英文が読めても、英検で出る語彙、選択肢の読み分け、英作文の流れ、リスニングの復習は別に練習が必要になることがあります。

中2で準2級を始める前の確認

  • 中学英文法の基本が一通り使えるか
  • 英検3級レベルの語彙に大きな抜けがないか
  • 短い長文を読んで、答えの根拠を探せるか
  • 英作文で意見と理由を短く書けるか
  • リスニングを聞いた後、英文を見て復習できるか

すべてできてから始める必要はありません。ただし、どこが弱いかを見てから準2級対策に入ると、学習内容を選びやすくなります。

中2では3級・準2級・2級のどれを目指すべきか

中2で英検を受ける場合、最初に考えたいのは「今の学力に対して、どの級が合っているか」です。学年だけで決めるのではなく、語彙、長文、英作文、リスニングの状態を見て判断します。

向いている生徒 注意したいこと
3級 中学英語の基本を固めたい生徒。英作文や面接に初めて取り組む生徒。 準2級に進む前に、基本文法と短い英作文を確認する。
準2級 学校英語が得意で、3級レベルの語彙・文法に大きな抜けがない生徒。 中学単語だけでは足りないため、準2級頻出語と長文に早めに触れる。
2級 準2級に合格済み、または準2級レベルの長文・英作文で大きく苦戦していない生徒。 準2級より語彙や長文の負荷が上がるため、準2級の完成度を見てから検討する。

中2で英検を考えるときは、早く上の級を受けることだけを目標にしない方がよい場合があります。準2級や2級に挑戦する前に、今の級でどの分野に不安があるかを見ておくと、次の学習につながりやすくなります。

準2級と2級では何が違うか

H1や検索結果で「準2級・2級」の両方を見てこのページに来た読者にとって、準2級と2級の違いは重要です。どちらも語彙、長文、英作文、リスニングが必要ですが、中2で受ける場合の負担感は変わります。

項目 準2級 2級
語彙 中学英語より広い語彙が必要。日常的な話題に加えて、少し抽象的な語も出てくる。 準2級よりも語彙の幅が広がり、知らない語が多いと長文全体を読み進めにくい。
長文 段落ごとの内容を追い、選択肢の違いを本文に戻って確認する力が必要。 英文の内容がより抽象的になりやすく、語彙だけでなく文脈を追う力も必要になる。
英作文 自分の意見と理由を短く分かりやすく書くことが大切。 理由の説明をもう少し深くし、同じ表現のくり返しを減らす練習が必要になる。
リスニング 聞いた内容を大まかに追い、設問と選択肢を素早く読む力が必要。 内容を聞きながら理解する負荷が上がるため、音声復習と音読の習慣がより重要になる。
中2で受ける場合 早めに語彙と英作文を始めれば、十分に目指せる。 準2級の内容が安定しているかを確認してから検討したい。

中2で英検2級を目指す場合に確認したいこと

中2で英検2級を目指す場合は、やる気だけで決めず、準2級レベルの完成度を先に見ます。特に次の点を確認します。

  • 準2級に合格済みか、または準2級の過去問で大きく苦戦していないか
  • 準2級の長文で、本文と選択肢の根拠を確認できるか
  • 英作文で自分の意見と理由を2つ書けるか
  • 学校英語より先の単語を自分で増やせるか
  • リスニングを聞いた後、英文を見ながら復習できるか
  • 二次試験に向けて、声に出して答える練習ができるか

英検2級の勉強時間は、生徒の状態によって大きく変わります。準2級に合格済みの生徒と、まだ準2級の語彙で苦戦している生徒では、必要な準備量が同じではありません。時間数だけで考えるより、「語彙」「長文」「英作文」「リスニング」のどこに時間がかかっているかを見る方が現実的です。

準2級の過去問で2級へ進めるか見る

2級へ進むかを考えるときは、準2級の過去問を使って今の状態を見ておくと判断しやすくなります。合否だけでなく、次の観点で確認します。

  • 語彙問題で知らない語が多すぎないか
  • 長文で本文に戻って根拠を探せるか
  • 英作文で意見と理由を2つ書けるか
  • リスニングの復習を自分で進められるか
  • 二次試験で短く答える練習ができるか

準2級の過去問で語彙や長文に不安が多い場合は、先に準2級レベルの復習を入れる方が学習しやすくなります。一方で、準2級の問題にある程度対応できている場合は、準2級の復習をしながら2級単語や短めの2級長文に少しずつ触れていくと、次の級へ移りやすくなります。

準2級に合格した後、2級へ進むタイミング

準2級に合格した後、すぐに2級へ進むかどうかは、生徒の状態によって変わります。合格したこと自体は大きな前進ですが、準2級の内容をどのくらい安定して使えるかを見ることが大切です。

2級へ進む前には、次の点を確認します。

  • 準2級の長文を時間内に読めるか
  • 準2級の英作文で、意見と理由を安定して書けるか
  • 単語学習を毎日続けられるか
  • 学校の定期テストや部活動と両立できるか
  • リスニングの復習を自分で進められるか

これらに大きな不安がなければ、2級の語彙や長文に少しずつ触れていくとよいでしょう。反対に、準2級の合格後も語彙や英作文に不安が残る場合は、2級に進む前に準2級レベルの復習を入れる方が安定します。

2級へ向けて少しずつ入れたい学習

2級を目指す場合でも、いきなり2級の問題だけに切り替える必要はありません。準2級の復習を続けながら、2級に向けた内容を少しずつ加える方が取り組みやすくなります。

  • 2級単語は一気に増やさず、毎日少しずつ触れる
  • 2級長文は、最初から長い問題だけにせず、短めの英文から読む
  • 英作文は準2級で使った書き方をもとに、理由の説明を少し厚くする
  • リスニングは、聞いた後に英文を見て確認する習慣を続ける
  • 学校の定期テスト前は、2級対策を増やしすぎない

2級は準2級より負荷が上がるため、焦って範囲を広げるより、準2級で使った学習方法を保ちながら少しずつ難度を上げることが大切です。

先に準2級を受けた方がよいケース

中2で2級を考えている場合でも、次のような状態なら、先に準2級を受ける方が進めやすいことがあります。

  • 準2級の単語で知らない語が多い
  • 長文を読むと、本文より選択肢の判断に時間がかかる
  • 英作文で理由を2つ書くのに時間がかかる
  • リスニングの復習方法がまだ決まっていない
  • 学校の定期テストや部活動との両立に不安がある

準2級を通して語彙、長文、英作文、リスニングの土台を作ってから2級へ進むと、学習の流れを作りやすくなります。

中2からの分野別対策

語彙を優先する理由

英検準2級で中学生が苦戦しやすい大きな原因は、語彙不足です。文法を知っていても、単語の意味が分からなければ、長文やリスニングで内容を追いにくくなります。

語彙学習では、次の状態を目指します。

  • 単語を見た瞬間に意味が出る
  • 例文の中で意味が分かる
  • リスニングで聞いたときに意味が分かる
  • 英作文で使える表現が少しずつ増える

単語帳を眺めるだけでは、実際の問題で使いにくいことがあります。単語を覚えるときは、意味だけでなく、短い例文も確認します。

たとえば、environment を覚えるなら、「環境」という意味だけで終わらせず、protect the environment のように、よく出る組み合わせで見ると長文や英作文に使いやすくなります。

また、importantnecessaryagreeopinion のような語は、英作文でも使う機会があります。読んで分かる語を、書くときにも使える語へ少しずつ広げていきます。

語彙学習の具体例

中2で準2級を目指す場合、単語学習は毎日少しずつ進める必要があります。1日で多く覚えるより、短い時間でも毎日触れる方が残りやすくなります。

  • 1日目:新しい20語の意味と発音を確認する
  • 2日目:前日の20語を見直し、新しい10〜20語を足す
  • 3日目:例文の中で意味を確認する
  • 週末:覚えた語だけを日本語から英語で言えるか確認する

覚えたつもりでも、長文の中で出てくると分からない語があります。そのため、単語帳だけでなく、問題文や長文の中で何度も確認することが大切です。

単語を見たときに意味が出るようになったら、次は音声で聞いて分かるかを確認します。準2級ではリスニングもあるため、目で覚えるだけでなく、耳から入ってきたときに意味が分かる状態を目指します。

文法は中学内容を使える状態にする

準2級対策では、高校内容のすべてを細かく学ぶより、まず中学文法を使える状態にすることが重要です。

特に確認したいのは、次の内容です。

  • 時制
  • 助動詞
  • 不定詞
  • 動名詞
  • 比較
  • 受動態
  • 現在完了
  • 関係代名詞

文法問題だけでなく、長文の中でこれらの文法が使われたときに読めるかを確認します。たとえば関係代名詞が入った文を読めないと、長文の主語や説明のつながりが分かりにくくなります。

文法だけに時間を使いすぎる必要はありませんが、英作文や長文で使う基本文法は早めに確認しておきましょう。

中2の段階では、難しい文法用語を増やすより、英文の意味が取れるか、自分で短い文を書けるかを見ます。特に英作文では、時制、助動詞、不定詞、比較を使えると、理由の文を書きやすくなります。

長文は短い英文から読む量を増やす

準2級の長文では、1文ごとの文法だけでなく、段落全体の流れを追う力が必要になります。中2で取り組む場合、最初から長い問題ばかり解くより、短めの英文から始める方が続けやすくなります。

長文を読むときは、次の点を確認します。

  • 知らない単語がどれくらいあるか
  • 主語と動詞を見つけられるか
  • 段落ごとの話題が分かるか
  • 選択肢の違いを本文に戻って見られるか

準2級では、本文が読めても選択肢の語彙で判断が難しくなることがあります。そのため、長文の復習では、本文だけでなく選択肢に出てきた単語も確認します。

また、読めなかった英文は日本語訳だけを見て終わらせず、もう一度英文に戻って確認します。どの単語や文法でつまずいたのかを残しておくと、次に読む英文で意識しやすくなります。

英作文は書く流れを決める

準2級では、テーマに対して自分の意見を書く英作文があります。中2の段階では、難しい表現を使うより、分かりやすい文で書くことが大切です。

まずは、次の流れで書けるようにします。

  • I think ... で自分の意見を書く
  • First, ... で理由を1つ書く
  • Second, ... でもう1つ理由を書く
  • 最後に短くまとめる

たとえば、「中学生は毎日英語を勉強すべきか」というテーマなら、次のように考えます。

I think students should study English every day.
First, English is useful for their future.
Second, studying every day helps them remember words.

最初は短くても構いません。大切なのは、意見と理由を英語で書く練習をくり返すことです。書いた英文は、先生や指導者に見てもらい、同じミスを減らしていきます。

中2では、日本語で理由を考えることはできても、英語にすると文が長くなりすぎることがあります。その場合は、短い文を2つに分ける方が読みやすくなります。

英作文で使いやすい表現

  • I think ...:私は〜と思います
  • It is important to ...:〜することは大切です
  • It is useful for ...:〜に役立ちます
  • For example, ...:たとえば、〜
  • That is why ...:だから〜です

難しい表現を増やすより、まずは短く正確に書ける表現を使い、理由をはっきり示せるようにします。

英作文で文が長くなりすぎるときの直し方

英作文でよくあるのは、1つの文に理由を詰め込みすぎて、主語と動詞の関係が分かりにくくなることです。長い文を書こうとするより、短い文を正確に並べる方が読みやすくなります。

よくある書き方 直し方
英語は将来役に立つし、毎日勉強すると単語も覚えられるので大切だ、と1文で書こうとする。 English is useful for the future. Also, studying every day helps students remember words. のように文を分ける。
because を何度も使い、文が長くなる。 First, ... / Second, ... を使い、理由を2つに分けて書く。

添削で見てもらうときは、難しい単語を使えているかよりも、意見がはっきりしているか、理由が2つあるか、時制や単数・複数のミスがないかを確認してもらうと効果的です。

リスニングは聞いた後の復習が大切

リスニングは、音源を聞くだけでは伸びにくい分野です。聞いた後に、何が聞き取れなかったのかを確認します。

  • 知らない単語だったのか
  • 知っている単語だが音で分からなかったのか
  • 設問を先に読めていなかったのか
  • 話の流れを追えなかったのか

準2級のリスニングでは、聞き取れなかった英文を見直し、音声を聞きながら英文を目で追う練習が効果的です。慣れてきたら、音声に合わせて声に出して読む練習も入れます。

中2のうちからリスニングを習慣にしておくと、直前期に慌てにくくなります。

特に、知っている単語なのに音で聞くと分からない場合は、音読を入れると改善しやすくなります。英文を見ながら聞き、意味を確認し、そのあと声に出して読むことで、聞く力と読む力をつなげていきます。

過去問は点数だけを見ない

過去問は、最初から満点を目指すためではなく、足りない所を見つけるために使います。

中2で初めて準2級の過去問を解くと、点数が低く出ることもあります。その場合でも、落ち込む必要はありません。見るべきなのは、どの分野で苦しくなったかです。

  • 語彙問題で知らない語が多かった
  • 長文の内容は読めたが選択肢で判断に時間がかかった
  • 英作文で理由が書けなかった
  • リスニングで設問を読む時間が足りなかった

このように分けて見ると、その後に取り組む内容が分かります。過去問は、解いて終わりにせず、単語・文法・英作文・リスニングのどこを増やすべきかを確認するために使いましょう。

過去問の復習では、正解した問題も少し見ておくと効果的です。たまたま選べた問題がある場合、次に同じ出題で出たときに読みにくくなることがあるためです。

過去問を解いた後に見るべきポイント

過去問を見直すときは、点数だけでなく、次のように分けて記録しておくと次の学習につなげやすくなります。

  • 間違えた問題の分野
  • 知らなかった単語
  • 読めなかった文法
  • 選択肢で判断しにくかった理由
  • リスニングで聞き取れなかった箇所
  • 英作文で直すべき文

「長文が苦手」とまとめてしまうと、何を直せばよいかが見えにくくなります。語彙で読みにくくなったのか、文法で分かりにくくなったのか、選択肢の比較で判断に時間がかかったのかを分けて見ることが大切です。

中学生でも英検準2級に向けた勉強法をもう少し広く確認したい場合は、中学生でも英検準2級に合格できる勉強法も参考にしてください。

学校生活と両立する学習例

通常週の取り組み方

中2で準2級を目指す場合、毎日の学習を少しずつ続けることが大切です。たとえば、次のように組み立てます。

  • 月曜日:準2級単語20語、短文音読
  • 火曜日:前日の単語復習、長文1題
  • 水曜日:英作文1本、添削用に提出
  • 木曜日:リスニング音源を聞き、英文を見ながら復習
  • 金曜日:単語復習、文法の苦手単元を確認
  • 土曜日:過去問の一部を解く
  • 日曜日:間違えた単語・英文・英作文を見直す

毎日長時間できなくても、語彙と音読だけは短く続けることが大切です。準2級は、一度に仕上げるより、単語・長文・英作文に何度も触れた方が伸びやすくなります。

定期テスト前の進め方

部活動や学校行事がある時期は、予定通りに進まないこともあります。特に定期テスト前は、学校英語を優先した方がよい時期もあります。

  • 定期テスト2週間前は、学校の英文法・単語・本文理解を優先する
  • 英検単語と音声だけは短く続ける
  • 長文や英作文は週末に回す
  • テスト後に準2級対策の量を戻す

英検対策をすべて休むと再開しにくくなることがあります。忙しい時期は、単語と音声だけでも続けて、学習の流れを残しておくと進めやすくなります。

英検直前期に見ること

英検直前期は、新しい教材を増やしすぎるより、これまで解いた問題の見直しを優先します。

  • 間違えた単語を見直す
  • 長文で根拠を探す練習をする
  • 英作文の流れを確認する
  • リスニング音声を聞き直す
  • 二次試験に向けて声に出す練習を入れる

直前期に不安が強くなる場合は、何を増やすかよりも、今までのミスを減らすことを意識します。

中高一貫校で英検準2級を進めるときの注意点

中高一貫校では、学校の英語教材が難しくなる時期と英検対策の時期が重なることがあります。学校の予習、定期テスト対策、英検単語、英作文を同時に進めようとすると、学習量が多くなりやすいです。

そのため、学校教材が重い時期は、英検対策をすべて同じ量で続けようとせず、内容を分けて考えることが大切です。

  • 学校の定期テスト前は、学校教材の本文理解と文法を優先する
  • 英検単語は短時間でも続け、長文や英作文は週末に回す
  • 学校の英文で出てきた語彙や表現を、英検の長文にもつなげる
  • 英作文は学校の英語とは別に、意見と理由を書く練習として扱う
  • 2級を考える場合も、まずは準2級の語彙と長文を安定させる

中高一貫校では学校の進度が速い分、準2級や2級に早く触れられる生徒もいます。ただし、学校の成績が良いことと、英検の語彙・英作文・リスニングに対応できることは同じではありません。学校英語と英検対策を分けて確認したい場合は、中高一貫校の英語対策ページもあわせて確認してください。

中2で英検対策を進めるときに保護者が見ておきたいこと

中2で英検準2級や2級を目指す場合、保護者の方が気になるのは「無理なく続けられるか」「学校の成績に影響しないか」という点です。

英検対策は、学校英語と別の方向へ進むものではありません。語彙、文法、読解、英作文、リスニングの力は学校の英語にもつながります。ただし、定期テストの範囲学習と英検対策では、優先する内容が違うことがあります。

  • 定期テスト前は学校英語を優先する
  • 英検単語と音声は短時間でも継続する
  • 英作文は自己流にせず、できれば添削を受ける
  • 二次試験は声に出して答える練習を入れる
  • 不合格だった場合は、点数だけでなく分野別に見直す

家庭学習だけで進めることもできますが、英作文や二次試験は、本人だけではミスに気づきにくい部分があります。理由の書き方、文法ミス、答え方のくせを見てもらうことで、次の受験に向けて修正しやすくなります。

特に英作文では、本人は意味が通じていると思っていても、時制、単数・複数、語順、理由の弱さが残ることがあります。二次試験でも、答え方が短すぎる、質問に対して別の内容を答えている、といった点は一人では気づきにくい部分です。必要に応じて、先生や指導者に確認してもらうと、次に直す場所が分かりやすくなります。

よくある質問

中2で英検準2級は早すぎますか?

学校の進度だけで見ると早く感じることがあります。ただし、語彙、長文、英作文を早めに始めれば、中2でも十分に目指せます。大切なのは、定期テスト対策とは別に準2級用の準備を入れることです。

中2で英検2級を目指すのは難しいですか?

準2級よりも語彙、長文、英作文、リスニングの負荷が上がるため、簡単ではありません。ただし、準2級に合格済みで、長文や英作文に大きな苦手がない場合は、2級を検討できます。まずは準2級レベルが安定しているかを確認しましょう。

準2級と2級では何が一番違いますか?

中2の生徒にとって大きな違いは、語彙と長文の負荷です。2級では準2級よりも知らない語が増えやすく、英文の内容も抽象的になりやすくなります。英作文でも、理由をより分かりやすく説明する力が必要になります。

中2では3級・準2級・2級のどれを受けるべきですか?

中学英語の基本を固めたい場合は3級、学校英語が得意で3級レベルに大きな抜けがない場合は準2級を考えます。2級は、準2級に合格済み、または準2級の長文・英作文で大きく苦戦していない場合に検討するとよいでしょう。

英検2級を目指す前に準2級を受けた方がよいですか?

多くの場合、準2級を通して語彙、長文、英作文、リスニングの土台を確認してから2級へ進む方が学習しやすくなります。準2級の単語や長文で苦戦している場合は、先に準2級を安定させることをおすすめします。

準2級の過去問でどこを見れば2級に進めるか分かりますか?

語彙問題で知らない語が多すぎないか、長文で根拠を探せるか、英作文で意見と理由を2つ書けるかを見ます。リスニングの復習を自分で進められるか、二次試験で短く答える練習ができるかも確認しておくと、2級へ進む判断がしやすくなります。

最初に何から始めればよいですか?

語彙から始めると進めやすくなります。準2級頻出語を少しずつ増やしながら、短い長文と英作文を並行して入れます。過去問は、最初から高得点を取るためではなく、足りない分野を確認するために使います。

定期テスト前は英検対策を休んでもよいですか?

定期テスト前は学校英語を優先して構いません。ただし、英検単語や音声をすべて休むと再開しにくくなることがあります。忙しい時期は、単語とリスニングだけ短く続け、長文や英作文はテスト後に戻すと進めやすくなります。

家庭学習だけで準2級・2級対策はできますか?

単語、長文、リスニングは家庭学習でも進められます。ただし、英作文や二次試験は自分ではミスに気づきにくい部分があります。理由の書き方、文法ミス、答え方を見てもらえる環境があると、修正しながら進めやすくなります。

まとめ:中2の英検準2級・2級対策は級選びと早めの準備が大切

  • 英検準2級は、中2で目指す場合でも十分に狙える級です
  • 中2で目指すなら、学校英語だけでは足りない部分があります
  • 準2級と2級では、語彙・長文・英作文の負荷が変わります
  • 2級を考える前に、準2級レベルの完成度を確認することが大切です
  • 語彙は準2級対策の中心になります
  • 文法は中学内容を長文と英作文で使えるようにします
  • 英作文は、意見と理由を書く練習を早めに入れます
  • 過去問は点数ではなく、足りない分野を確認するために使います

中2で英検準2級を目指すなら、語彙を増やすことから始め、長文・英作文・リスニング・過去問へ少しずつ広げていきましょう。2級まで視野に入れる場合も、まずは準2級レベルの語彙、長文、英作文が安定しているかを確認することが大切です。

関連ページ

中学生でも英検準2級に合格できる勉強法

このページでは、中2で準2級・2級を考えるときの判断材料を中心に説明しました。準2級合格に向けた勉強法をさらに詳しく確認したい場合は、上記の関連コラムも参考にしてください。

英検対策だけでなく、中高一貫校の英語全体の進め方や読解・答案まで含めて見直したい方は、中高一貫校の英語対策ページもあわせて確認してください。