定期試験前にまとめて暗記する方法
定期テスト前の暗記を短期間で仕上げる方法
定期テスト前になると、英単語、古文単語、社会や理科の用語、数学の公式など、覚えるものが一気に増えます。特に中高一貫校では授業の進度が速く、範囲も広くなりやすいため、「暗記が追いつかない」と感じる生徒は少なくありません。
ただし、時間が少ないときほど、長時間机に向かうだけではうまくいきません。大切なのは、少量を短く区切り、何度も思い出すことです。このページでは、定期テスト前に暗記を進めるための音読、睡眠、短時間反復、Ankiの使い方をまとめます。
このページで確認すること
- 音読を使って短時間で覚える方法
- 睡眠を削らずに記憶を残す考え方
- 5〜10分で回せる暗記メニュー
- Ankiを使うときの新規カードと復習の分け方
- 数学でAnkiを使うときの注意点
まず、陥りやすい「よくない」勉強法より、自分の学習方法を見直すことも大切です。勉強時間はあるのに覚えられない場合、暗記量ではなく、思い出す回数や確認のタイミングに問題があることがあります。
勉強の進め方全体や、今の状態に合わせた見直し方まで広く確認したい方は、全体像はこちらもあわせて確認してください。
1. 音読を活用してスピーディーに暗記する
全ての教科において、書くよりも音読をしたほうが短時間で回しやすい場合があります。もちろん、漢字や英単語のスペルなど、書いて確認すべきものもあります。しかし、最初からすべてを書いて覚えようとすると、時間がかかりすぎて範囲全体に触れられないことがあります。
声を出せる場所であれば、まずは声に出して確認しましょう。目で見て、声に出して、耳で聞くことで、覚えるきっかけが増えます。五感をなるべく多く使うことで、短い時間でも記憶に残りやすくなります。
音読で暗記するときの使い方
- まず用語や単語を見ながら声に出す
- 次に答えを隠して、声に出して思い出す
- 思い出せなかったものだけ印をつける
- 印がついたものを数分後にもう一度確認する
音読は、ただ読むだけで終わらせないことが大切です。「見ながら読む」だけでなく、途中で隠して思い出す時間を入れると、暗記として効果が出やすくなります。
2. 睡眠の質を上げて記憶の定着を高める
記憶は寝ている間に定着します。定期試験前は徹夜をして勉強したいという気持ちもあるかもしれませんが、睡眠をしっかりとっていないと、定期試験の最中に眠くなってしまったり、脳がうまく働かずに普段しないようなミスをしてしまったりします。
常日頃から、そして定期試験前であっても、睡眠時間は6〜7時間半くらいとりましょう。睡眠時間をきちんと確保することに加えて、夕食を食べすぎない、寝室は暗く、無音にする、寝る前にスマホなどをいじらないといったことも大切です。
テスト前に暗記量を増やしたいときほど、徹夜よりも寝る前の軽い確認+十分な睡眠の方が点数につながりやすくなります。眠る直前は新しい内容を大量に増やすより、その日に触れた内容を軽く確認する時間に向いています。
3. 「少量を短時間で」繰り返して覚える
ひとつのものに長い時間をかけて書いて覚えようとするより、複数の項目を見て覚えることを繰り返したほうが効果的です。同じ英単語を何度もくり返し書くのではなく、複数の単語を見る、覚える、隠して思い出す、もう一度見るという流れにすると、記憶が残りやすくなります。
ただし、一度にたくさんのことを暗記することはできません。例えば5単語、5用語、公式3つなど、小さく区切って回すことが大切です。短時間で繰り返し行うほうが記憶に残りやすいため、「少量を短時間で」を意識して暗記を続けていきましょう。
| 時間 | やること | 狙い |
|---|---|---|
| 5分 | 英単語・用語を音読で確認 | 最初の接触を作る |
| 5分 | 答えを隠して思い出す | 覚えたつもりを防ぐ |
| 5分 | 間違えたものだけ見直す | 苦手をしぼって回す |
| 寝る前5分 | その日見たものを軽く再確認 | 睡眠前の記憶づけを助ける |
4. Ankiで覚えられない時の正しい回し方
Anki(anki)を使っているのに覚えられない場合、原因はアプリそのものではなく、新規カードの入れすぎや復習時間の取り方にあることが多いです。定期試験直前は、Ankiを新しい内容を大量に入れる道具にするより、覚えたものを落とさない道具として使う方が安定します。
- 新規カードを増やしすぎない:直前期は新規を抑え、復習の回転を優先します。
- 短時間を複数回に分けて回す:30分を1回より、10分×3回の方が続けやすいです。
- 音読とセットにする:カードを見たら声に出して確認し、目と耳を同時に使います。
- 寝る前は確認に寄せる:詰め込みより、軽い見直しで睡眠に入ります。
Ankiで覚えられないと感じる時ほど、「少量を短時間で」「睡眠で残す」の2点を大切にしてください。直前期に新規を増やしすぎると、復習が追いつかず、結局どれも浅くなりやすいです。
記憶力トレーニングとして使いやすい暗記の回し方
暗記は「才能」よりも、短く触れる回数で差がつきます。記憶力トレーニングとして意識したいのは、長時間がんばることではなく、思い出す回数を増やすことです。
- 見て終わりにしない:答えを隠して思い出す時間を入れる
- 一度に増やしすぎない:5〜10個ずつ区切って回す
- 時間を空けてもう一度見る:朝・夕方・寝る前のように分散させる
- 声に出して確認する:目だけでなく耳も使う
Ankiを数学で使うときの注意点
「anki 数学」で検索する人が増えていますが、数学は英単語のように答えだけ覚えても点につながりにくい科目です。Ankiを使うなら、公式そのものよりも解法の判断材料を確認する用途が向いています。
- 公式だけを丸暗記しない:どんな問題で使うかを一緒に入れる
- 途中式を飛ばさない:1問1答ではなく、考え方の入口を確認する
- 解けなかった問題の原因をカード化する:なぜ解けなかったかを短く残す
- 計算練習そのものは別で行う:Ankiだけで数学を完結させない
オールしてテストが逆効果になりやすい理由
テスト前に「オールしてテストに臨む」やり方は、一時的に勉強時間が増えたように見えても、記憶の定着と本番の集中力の両方を落としやすいです。
- 寝ている間の記憶定着が使えない
- 本番で注意力が落ちる
- 普段ならしない見落としが増える
- 翌日に大きく疲れを残す
暗記を増やしたいときほど、徹夜ではなく寝る前の軽い確認+十分な睡眠の方が点につながりやすくなります。どうしても時間が足りない場合でも、覚える範囲を小さくし、睡眠を残したうえで優先度の高いものから確認しましょう。
テスト前に使いやすい暗記メニュー
時間がないときは、1回を短く切ると回しやすくなります。以下のように、英単語、理社の用語、古文単語などを小さく区切って確認します。
暗記メニューの例
- 覚えるものを5〜10個にしぼる
- 見ながら音読する
- 隠して思い出す
- 言えなかったものだけ印をつける
- 時間を空けて、印がついたものだけもう一度確認する
この流れなら、長時間まとまった勉強時間が取れない日でも進めやすくなります。大切なのは、全部を一度に覚えようとしないことです。
よくある質問
記憶力トレーニングは毎日やった方がいいですか
毎日少しずつ触れる方が効果的です。1回を長くするより、短時間を複数回に分ける方が定着しやすくなります。
Ankiは定期テスト直前でも使えますか
使えます。ただし直前は新規カードを増やしすぎず、復習中心にした方が安定します。すでに入っているカードを落とさない使い方を優先しましょう。
オールしてテスト勉強した方が覚えられますか
勉強時間は増えても、本番の集中力と記憶の定着を落としやすいのでおすすめしにくいです。短時間反復と睡眠の方が効果が出やすいです。
書いて覚えるのは意味がありませんか
意味がないわけではありません。漢字、英単語のスペル、公式の変形など、書く必要があるものもあります。ただし、書くことだけで満足せず、最後に隠して思い出せるかを確認することが大切です。
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まとめ|自分に合った勉強計画でテストを攻略
定期試験のときは、テスト直前の勉強計画の立て方をもとに、計画を立てて学習していきましょう。自分に合った勉強計画に基づいて定期試験対策を進めていくことが大切です。
たくさんの量を一気に覚えようとすることはなるべく避けて、日ごろから暗記すべきものは暗記するクセをつけ、それを繰り返すことで知識として身につけていきましょう。
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