数学ができない学生向けの学習法

数学ができない学生向けの学習法

「解説を読めばわかるのに、テストの応用問題になると手が止まる」
そんな状態を打破する、数学の“正しい”処方箋

「勉強しても数学の点数が上がらない」「解説を読んでも理解が追いつかない」といったお悩みを抱えていませんか?

中高一貫校のハイスピードな授業の中で、多くの生徒が「わかったつもり(=自力で解けない)」の罠に陥っています。まずは、自分が『中学生が陥りやすい「よくない」勉強法』をしてしまっていないか、学習の土台を見直してみましょう。

その上で、分野別の具体的な対策として、
・『数学(幾何分野)が中々出来ない生徒さん向けの勉強法
・『数学(代数分野)が中々出来ない生徒さん向けの勉強法
を参考にしてください。意識を少し変えるだけで、数学の景色は劇的に変わり始めます。

応用問題で手が止まる人が、最初に直すべき3点

「分からない」は1種類ではありません。まずは、止まる理由を分けて当てはめると改善が速いです。

  • 問題文の情報が頭の中に散らばる:条件を抜き出して、短い日本語に言い直す
  • 使う公式や考え方が選べない:似た問題の「共通点」を見つけて寄せる
  • 途中で計算が重くなって崩れる:式を小分けにして、1行でやることを減らす
(例)文章題を「式に変える」最初の一歩

例:「AはBより3大きい。合計が17」
まずは日本語を短くします:
・A = B + 3
・A + B = 17

この2行が作れれば、あとは連立の計算に落とせます。止まる人は「AはBより…」の文が式に変わる前に固まっています。

ミニ練習(5分)|条件を2行にする

次の文を「式2本」に直してください(答えは下にあります)。

  1. XはYの2倍より1小さい。XとYの和は20。
  2. PはQより5小さい。Pの3倍とQの2倍の和は25。
解答(クリックで表示)

1)
X = 2Y - 1
X + Y = 20

2)
P = Q - 5
3P + 2Q = 25

6分の1公式|どんな場面で使うか(目安)

「6分の1公式」を知っていても、使いどころが曖昧だと得点に結びつきにくいです。目安は、二次式の形が整っていて、最大・最小や頂点が欲しい場面です。

例:y = ax² + bx + c(a≠0)で、頂点のx座標は -b / (2a)
ここから最大・最小の値を出したい問題で活躍します。

クエリで探している人は「公式そのもの」より、何を求める問題で出番が来るかを探しています。上の目安に当てはまるかで判断してください。

よくある質問(応用問題)

解説を読むと分かるのに、初見だと動けません

「同じテーマの問題」を続けて解くより、条件を2行に直す練習を先に入れると改善しやすいです。式が作れれば、解説で見た流れに寄せられます。

公式は覚えましたが、選べません

いきなり公式を探すのではなく、問題文から「求めたいもの」を先に決めます(長さ/面積/最小・最大/個数など)。求めたいものが決まると、使う考え方が絞れます。

数Ⅰっぽい問題で止まりがちです

高校内容に入ると、計算より式の意味が重くなります。まずは「式が何を表すか」を言葉で言い直し、次に図や表で確認できる形に落とすと手が動きます。

ケアレスミスをなくす

簡単な計算問題で符号の書き間違い、写し間違いをしていませんか?
計算問題を解くときは、ケアレスミスをなくすために書く量を減らせるようになりましょう。たとえば、移行、同類項の整理などまとめて一度に計算できるようになると、写し間違えをする可能性を少なくすることができるのと同時に、書く時間が減ることで1問にかかる時間を短縮することもできます。計算に慣れていない場合はていねいに計算することが一番ですが、計算問題に慣れてきたら脳内で処理して書く量を減らせるようにしていきましょう。慣れるまでは少し難しいと感じるかもしれませんが、意識するだけでケアレスミスを少なくすることができます。ケアレスミスが多いと感じる方は、『数学のケアレスミスをなくすための7つの方法』を参考に学習してみましょう。

分かったつもりにならない

解答を見て「分かった」と思っていても、自力で問題を解けなければ「わかった」とはいえません。解答を見るだけで満足せずに、途中式がわからないのか、そもそも問題の内容を読み解けていないのか、など「何が理由で解けないのか、どこが分からないのか」を明確にしましょう。原因が分かったら対策していきましょう。先生に質問したり、類題を解いたりして苦手を克服していきましょう。

公式を暗記だけで終わらせない

公式を覚えていても、理解していなければ応用問題は解くことが出来ません。解説を見てわかる、先生の説明を聞いてわかるだけは公式を理解しているとはいえないので、公式を使えるようになりましょう。公式を理論的に理解することができれば、応用問題もつまずかずに解くことができます。すぐに公式が使えるようになることは難しいので、色々なパターンの問題を解いて慣れるようにしましょう。

読解力を鍛える

計算問題と違い、長文を読み、理解したうえで解かなければならない問題があります。
問題独自の規則が設けられている場合、文章の内容や規則性をきちんと把握できなければ正解にたどり着くことはできません。文章を図に表してみたり、数字を書き出してみたりすると整理されて解きやすくなります。普段の学習から問題を読み取り、整理できる能力をつけられるように訓練しましょう。読解力を鍛えるためには計算に慣れるのと同じようにたくさん問題を解かなければなりません。このように、普段の学習で意識を変える、今まで意識していなかったことを意識して数学と向き合うことで数学ができないと感じることがなくっていきます。日々の積み重ねで少しずつ解ける問題を増やしていきましょう。

当塾での取り組み

当塾では完全1対1の個別指導で、1人1人の弱点や性質を把握し、それぞれに合わせた数学の学習を進めていくことが可能です。授業の進度に合わせて単元の復習等うフォローアップコース、授業の進度に追いつくことができればワンランク上のコースを目指す先取りコースなどそれぞれに合わせた対策を行っております。学校対策、受験対策ともに、様々なニーズに合わせた授業を行っております。また、中高一貫校で多く採用されている教材体系数学の対策講座、「体系数学対策」も行っており、中高一貫校に特化した塾ならではの授業となっています。
詳細はコチラをご覧ください。また、当塾ではオンラインでも授業を行っております。通塾の時間も必要なく、勉強し慣れた環境でより集中して学習に取り組むことができます。効率的に数学の成績を伸ばしていきましょう。

まとめ

数学ができないと感じる方は、まず数学の苦手を払拭するために、毎日何かしらの数学の問題に触れて問題に慣れていきましょう。毎日コツコツ学習を進めていくことが大切です。

 

関連記事はこちら
中1で数学が出来ない時の対策
数学ができないのは脳が恐怖を感じているから
数学ができないことは就職に不利か?

講座案内:学校対策 フォローアップコース【英語・数学】

【英語】
学校の授業進度を毎回確認し、試験日程にあわせた学習カリキュラムを作成した上で授業を進めていきます。

【数学】
どの単元の学習が不十分なのかを見極めて、抜けている内容を補っていきます。学校の進度に十分に追いつくことができれば、先取りコースに変更していくのが理想的です。