中高一貫生の勉強スケジュールの立て方|定期テストと英検・受験を両立する3ステップ
中高一貫校では授業の進度が速く、内容も濃いため、授業を聞くだけでは不十分で、家庭での予習・復習が学力向上や成績アップのカギとなります。
一方で、高校受験がないことやカリキュラムの特殊性から、中だるみしやすい環境でもあります。そうした状況をふまえると、自分に合った勉強計画を立てて継続することがとても重要です。
このページでは、
- なぜ中高一貫校生に勉強計画が必要なのか
- 無理のない具体的な勉強計画の立て方
- 当塾が中高一貫校生をどのようにサポートしているか
を整理しながら、中だるみを防ぎ、成績アップにつなげる学習習慣の作り方をご紹介します。
テスト直前の勉強計画については『テスト直前の勉強計画の立て方』、すでに中だるみしてしまっている場合は『中だるみで落ちこぼれにならないために学習法を見つめなおそう』もあわせてご覧ください。
なぜ中高一貫校生に勉強計画が必要なのか
授業の進度と内容に対応するため
中高一貫校は、一般的な中学・高校よりも授業の進度がはやく、内容もハイレベルです。そのため、
- 授業を受けっぱなしにせず、家庭での予習・復習で理解を補う
- 日々の学習を計画的に積み上げていく仕組みが必要
といった特徴があります。
勉強の計画を立てて進めることで、
- 「今日は何をどこまでやるか」が明確になり、先の見通しを持って学習できる
- 宿題や課題に追われるのではなく、問題を解きながら内容の理解を深める余裕が生まれる
結果的に、学力向上や成績アップにつながります。
「とりあえず終わらせる勉強」から脱却するため
計画を立てないまま過ごしてしまうと、
- 宿題が思ったより多く、提出日前日に一夜漬けになる
- 内容理解の時間が足りず、「終わらせること」が目的になってしまう
といった状況になりがちです。これでは、テスト前や次の単元になったときに苦労することになります。
一方、日々の勉強をスケジュールに落とし込んで実行していけば、
- 宿題や課題を余裕をもって仕上げられる
- 理解に時間をかけられるため、知識が定着しやすい
というメリットが得られます。
中だるみを防ぎ、落ちこぼれを防止するため
中高一貫校では、
- 高校受験がないことによる気のゆるみ
- 授業についていけなくなったことがきっかけのモチベーション低下
などが原因で、中だるみしやすいと言われます。中だるみから抜け出せないと、
- 学習内容がどんどん分からなくなる
- 「自分はできない」と自己評価が下がり、さらに勉強が嫌になる
という悪循環に陥り、落ちこぼれの原因となってしまいます。
だからこそ、中高一貫校生は「勉強計画」を軸に、生活リズムと学習リズムを整えていくことが大切なのです。
勉強計画を立てるときの基本姿勢
計画は「一度立てて終わり」ではない
まずは、とにかく一度勉強計画を立ててみることがスタートです。理想を言えば、
- 計画通りに毎日勉強が進む
- 予定していた内容をすべてこなせる
のがベストですが、実際には、
- 体調を崩してしまう日
- 急な予定が入る日
など、計画通りに進まない日も必ず出てきます。
ここで大事なのは、
できなかった分を翌日に無理やり詰め込んだり、計画そのものをなかったことにしないことです。
当初の計画が崩れてしまったら、
- 新たに現実的な計画を立て直す
- 「計画をこなすこと」ではなく「学力向上・成績アップ」という本来の目的を忘れない
という意識で、柔軟に調整していきましょう。
中高一貫校生の勉強計画の立て方
① まずは自分の生活リズムを知る
最初のステップは、自分の生活リズムを把握することです。
- 起床から就寝までの中で、勉強に使える時間がどれくらいあるか書き出す
- 食事・入浴・睡眠など、削るべきでない時間は確保しておく
- 部活動・塾・習い事など、曜日によって異なる予定も考慮する
そのうえで、
- 自分がどれくらいの量を、どれくらいの時間でこなせるのかを把握する
- 3時間勉強時間があっても、集中が1時間ごとに切れるなら、「実質の勉強時間」はもう少し短くなる
といった点にも注意しましょう。
自分の勉強にかかる時間がよく分からない場合は、
少し多めに時間を見積もって計画を立てることで、焦らず取り組むことができます。
「集中できる時間」と「こなせる量」を知ることが、無理のない勉強計画を作る前提になります。
② やるべきことを具体的に洗い出す
次に、自分が取り組むべき課題や問題集を、いつまでにどれくらい進める必要があるか整理します。
- テスト前2週間で、問題集を1回解くのか、2回解くのか
- 教科ごとの宿題や小テスト対策、塾の課題など、すべて書き出す
たとえば、
- 「2週間で1冊解き切る」→ 1日あたりに必要なページ数を逆算する
- 「2回まわす」→ 1回目と2回目で、ペース配分を変える
といった形で、クリアすべき期限までに必要な勉強量を、計画段階で具体的に把握しましょう。
学校の宿題だけでなく塾の宿題などがある場合は、それらも含めて「やるべきこと」を想定しておくことが大切です。
(宿題の量は毎回異なるので、少し多めに見積もっておくと安心です。)
③ テスト前の計画は「量+質」を意識する
テスト期間中は、普段以上に学習量が増えます。そのときはまず、
- 全体としてやらなければならない量を把握する
- 教科ごとに、テストまでに1日あたり何ページ・どれくらいの量を進める必要があるかを考える
そうすることで、どれだけ勉強時間を確保すべきかを具体的にイメージしやすくなります。
ここで注意が必要なのは、
テスト前は、単に課題をこなすだけでは不十分という点です。
- 苦手な分野を集中的に学習する時間
- 問題を1度だけでなく、何度も繰り返し解く反復練習の時間
- 暗記に専念する時間
など、「テスト対策として必要な時間」もきちんと見込んでおく必要があります。
つまり、
- 提出物を終わらせる時間
- テストで点を取るための対策時間
の両方を考慮したうえで、勉強計画を立てることが大切です。
④ 計画を立てたら必ず「見直し」をする
一通り勉強計画を立てたら、必ず自分で見直しましょう。
- 1日の勉強量が、自分のペースを明らかに超えていないか
- 部活や塾のある日にも実行可能な内容か
計画を立てているときは、やる気が高まっているため、
- 「これくらいならできるはず」と、量を多く設定しすぎる
- 現実的にはクリアできないハードルを自分で作ってしまう
ことがよくあります。
その結果、
- 最初の数日で計画が破綻する
- 「どうせできない」と自己嫌悪になり、勉強自体が嫌になる
という悪循環に陥ってしまいます。
「自分が本当に取り組める内容かどうか」を冷静に見直し、必要であれば、
- 1日の量を減らす
- 期間を少し延ばす
などして、現実的な計画に立て直すことが重要です。
⑤ 勉強計画に基づいて実行し、日々調整する
あとは、自分の立てた計画に基づいて実行していきます。
- 「今日は何をどこまでやるか」が分かっているので、迷わず勉強に取りかかれる
- 1日に必要な勉強量が把握できている分、心に余裕を持って学習を進められる
無理に睡眠時間や生活リズムを崩すのではなく、
- 勉強すべき時間にはしっかり集中する
- 自分のペースを大きく乱さない範囲で継続する
ことを意識すると、学力向上・成績アップにつながりやすくなります。
無理な勉強計画ではなく、「達成できる計画」を毎日コツコツとこなしていくことが、勉強としっかり向き合える環境づくりにつながります。
当塾での取り組み:中高一貫校専門の個別指導
当塾は中高一貫校専門塾として、完全1対1の個別指導で、
- 中高一貫校のテキスト対策
- 定期試験対策
などの講座を展開しています。完全オーダーメイドの授業については、コチラをご覧ください。
教室授業と同様の内容をオンラインでも受講可能
教室での授業のほか、同様の授業をオンラインでも受講可能です。
- 通塾の必要がなく、時間と体力のロスを減らせる
- 自宅などの慣れた環境で授業を受けられる
- 全国どこからでも中高一貫校専門の指導を受けられる
オンライン授業の詳細は、コチラをご覧ください。
中高一貫校で採用されている教材への対応
当塾では、中高一貫校で多く採用されている教材にも対応しています。
- 英語:プログレス対策・ニュートレジャー対策・バードランド対策
- 数学:体系数学対策
さらに、学習状況に合わせて、
- 学校の授業の予習がメインの先取りコース
- 学校の進度に合わせて補強するフォローアップコース
を用意し、1人1人に合わせた完全オーダーメイドの授業を進めてまいります。
まとめ:無理のない勉強計画で中高一貫校生活を充実させる
中高一貫校は、授業のスピードが速く内容も濃いため、勉強計画を立てて学習に向き合うことが必須です。
- 授業についていくためにも、学力アップのためにも、家庭学習の質と量が重要
- まずは自分の生活リズムと集中できる時間を知り、自分に合った計画を立てる
- やるべきことを整理し、テスト前には「課題+テスト対策」の両方を見据えて計画する
- 計画は立てっぱなしにせず、見直し・調整をしながら継続する
- 無理な計画ではなく、「達成できる計画」をコツコツ積み重ねることが、中だるみ防止と成績アップの近道
無理のない、自分に合わせた勉強計画を立てて、毎日の学習を少しずつ積み上げていきましょう。家庭学習の姿勢が整えば、中高一貫校での6年間をより充実したものにしていくことができます。
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