部活と両立するための効率のいい勉強方法とは?
部活と両立するための効率のいい勉強方法とは?
部活がある日でも、定期テスト対策を進めるために
部活を頑張るほど、帰宅後は疲れて机に向かっても進まない。だから睡眠を削って何とかしようとして、翌日の授業が頭に入らない――。中高一貫校は進度も範囲も重いため、この状態が続くと、定期テスト対策も先の受験準備も苦しくなりやすくなります。
このページでは、気合いだけで乗り切るのではなく、部活がある日でも続けやすい時間の使い方を整理します。睡眠、朝学習、通学時間、授業中の集中、定期テスト前の進め方を、具体例とあわせて確認します。
- 睡眠時間の考え方:削るより、翌日の授業に残さない決め方
- 朝に回すコツ:部活後の夜を軽くして、朝に確認する方法
- スキマ時間で何をするか:通学・休み時間に向く学習内容
- 授業中の取り方:家の勉強時間が短い前提で、学校の授業を活かす
- 定期テスト前の考え方:部活が続く時期でも範囲をため込まない進め方
「部活がある日でも、最低限ここだけは終える」を決めると、平日の学習が続けやすくなります。まずは、いまの1日の過ごし方を点検していきましょう。
部活と勉強の両立の進め方全体や、自分に合った学習の組み直しまで広く整理したい方は、全体像はこちらもあわせて確認してください。
部活がある日の勉強は、量より内容を先に決める
部活がある日は、帰宅後に長時間の勉強を入れようとしても続きにくいことがあります。大切なのは、疲れている日でもできる内容と、休日や部活の軽い日に回す内容を分けることです。
| 時間帯 | 向いている学習 | 例 |
|---|---|---|
| 朝 | 短く確認できる内容 | 英単語、漢字、前日の数学の解き直し |
| 通学時間 | 見る・聞く学習 | 単語帳、暗記事項、英語音声 |
| 授業中 | 理解をその場で進める学習 | 板書、先生の説明、問題演習の確認 |
| 帰宅後 | 短時間で終えられる課題 | 学校ワーク、計算、英文法の確認 |
| 休日 | 時間が必要な学習 | 数学の応用問題、長文読解、テスト範囲の総復習 |
部活がある日に難しい単元を長く進めようとすると、疲れで集中が続きにくくなります。平日は短い確認を積み重ね、休日に重い内容を扱う方が続けやすくなります。
1日のスケジュールを見直す
まずは現在の自分の1日の生活スケジュールを見直してみましょう。1日の中でゲームや携帯をいじっている時間が多すぎる場合があります。スマホやポータブルゲーム機などが普及したことにより、今の学生には多くの誘惑があります。適度に休憩をはさんだり趣味でリフレッシュしたりすることは大切ですが、時間が長くなりすぎていないかは確認が必要です。
特に中高一貫校では、学校の進度が速く、課題や小テストも多くなりやすいです。部活後に疲れている日は、何となく机に向かうよりも、先に「今日は英単語だけ」「数学の直しを2問だけ」など、終える内容を小さく決めておく方が続きやすくなります。
また、スケジュールを立てただけで満足して、結局実行できずに終わらないよう注意が必要です。確実に実行するためには、自分なりにやり方を工夫していくのがよいでしょう。たとえば「大きめの紙に書いた予定を壁に貼る」「一日の終わりに、実行できた内容を振り返る」「スマホのアラーム機能を使い、開始時間を知らせる」など、自分に合ったやり方を探していきましょう。
現在の学習方法を見直す
現在どのような学習をしているか確認してみましょう。学校での授業に集中できているか、できていないのであればなぜ集中できていないのかの原因とその改善策も考えます。家庭学習の環境や取り組み方に関しても、自分に合った適切な学習方法を見つける必要があります。
部活と勉強を両立したい場合、家で長時間勉強できることを前提にしない方が現実的です。授業中に理解できる内容はできるだけ授業中に吸収し、家庭学習では「授業で分からなかったところ」「ワークで間違えたところ」「テスト範囲でまだ手をつけていないところ」を優先します。
中学生が陥りやすい「よくない」勉強法にあるような学習をしてしまっていないかチェックして、改善すべき点があれば見直しましょう。学習環境づくりに関してはコチラの記事を参考にしてください。
スキマ時間を使う
通学時間や学校の休み時間など、スキマ時間を有効に活用しましょう。単語帳を見たり、英語を聞いたり、授業で出た重要語句を確認したりと、短い時間でもできることはあります。
ただし、スキマ時間に重い問題を解こうとすると、かえって続きにくくなります。通学時間には英単語、休み時間には小テストの確認、帰宅直後には学校ワークの短い問題など、時間帯ごとに向いている学習を分けることが大切です。
- 通学時間:英単語、古文単語、社会や理科の暗記事項
- 休み時間:小テスト前の確認、授業ノートの見直し
- 帰宅直後:計算問題、英文法、学校ワークの短い問題
- 寝る前:翌日の持ち物、提出物、小テスト範囲の確認
もちろん休憩の時間も大切な時間です。すべての短い時間を勉強に変える必要はありません。勉強に回せる時間は、ノートをさっと見直すなどできることを少しずつ積み重ねることが大切です。
短い仮眠を使う
部活動で運動したり、勉強で頭を使ったりすると、どうしても眠たくなってしまうこともあるかと思います。眠気が強いまま机に向かっても、内容が頭に入りにくくなります。
その場合は、短い仮眠を入れることで頭がすっきりし、集中しやすくなることがあります。ただし、長く寝てしまうと夜の睡眠に影響する場合があります。仮眠を入れる場合は、時間を短めに区切り、起きた後に何をするかまで決めておきましょう。
たとえば、帰宅後に少し休んでから「数学の直しを2問」「英単語を1ページ」など、軽い内容から始めると、部活後でも取りかかりやすくなります。
夜型にならない
スマホやゲームなどで夜の時間を使いすぎていませんか。スマホやゲームをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまっていることがあります。夜は寝る時間が遅くなりやすいため、休憩をとり過ぎると、あまり勉強していないのに睡眠不足になりがちです。
その点、朝に勉強すれば、登校の時間は決まっているため、限られた時間の中で集中して勉強に取り組みやすくなります。また、眠たい目をこすりながら夜に勉強するよりも、早寝早起きをして朝に確認する方が、時間を有意義に使える場合があります。
夜にきちんと寝ることで睡眠時間も確保でき、授業にも取り組みやすくなります。部活動と勉強を両立させるためには、夜に詰め込みすぎず、翌日の授業に残さないことを意識しましょう。
質の良い睡眠をとる
「いつもと同じ時間寝ても疲れが取れない」「寝つきが悪い」という経験はありませんか。せっかく睡眠時間を確保しても、質の悪い睡眠では疲れが取れず、勉強や部活に集中できなくなってしまいます。
質の良い睡眠をとることは、効率よく時間を使うことにつながります。夜寝る前にスマホを見ない、寝る直前に消化の悪い物を食べない、起きたら朝日を浴びるなど、小さなことから試してみてください。
特に中高一貫校生は、部活、通学、学校課題、定期テスト対策が重なりやすいです。睡眠を削って勉強時間を増やすより、授業中に頭が働く状態を作ることの方が、結果的に学習効率を上げやすくなります。
授業に集中する
部活動をやっていない場合と部活動をやっている場合とでは、そもそも自宅学習にかけられる時間が違います。だからこそ、学校の授業は特に集中して取り組みましょう。
予習をしておくと、「先生が何を言っているのか理解できない」という状態を減らしやすくなります。また、学校の授業が分かると、復習にかかる時間も課題にかける時間も短くなります。部活がある生徒ほど、授業中の理解度が家庭学習の負担に直結します。
授業をしっかり聞くことは、部活動と勉強を両立させるうえで大切なポイントです。部活動で培った体力や集中力を勉強にも活かし、部活も勉強も前向きに取り組んでいきましょう。
毎日少しずつ取り組む
土日に練習試合があったり、平日も遅くまで部活動があったりすると、まとまった勉強時間が確保できない場合もあるかと思います。テスト前に大切な試合があるのに、勉強が進んでいないせいでどちらも中途半端になってしまってはもったいないです。
テスト前に一気に詰め込もうとしたり、課題をとにかく終わらせようとしたりせず、毎日勉強する習慣をつけることが大切です。毎日の習慣が身についていれば、急に慌てる必要も少なくなり、安心して部活動に取り組むことができるでしょう。
習慣をつけることは、最初は大変だと思います。まずは一週間続ける、次は一か月続けてみる、というように小さな目標を自分で設定していくことで、勉強することを日常に入れていきましょう。
定期テスト前は範囲をため込まない
中高一貫校では、定期テストの範囲が広く、英語や数学の進度も速くなりやすいです。部活がある生徒がテスト直前だけで全範囲を終えようとすると、ワークを終わらせるだけで時間がなくなり、理解の確認まで届かないことがあります。
テスト前に慌てないためには、普段から学校ワークや小テストの直しを少しずつ進めることが大切です。特に英語と数学は、分からない単元をそのままにすると次の単元にも影響しやすいため、早めに確認しておきましょう。
- テスト3週間前:範囲になりそうな学校ワークを少しずつ進める
- テスト2週間前:間違えた問題を中心に解き直す
- テスト1週間前:暗記事項、提出物、苦手単元を確認する
- 前日:新しい問題を増やしすぎず、間違えた問題と重要事項を確認する
部活が続く時期ほど、テスト直前に全部を詰め込むより、普段の短い確認を積み上げる方が安定しやすくなります。
塾を有効に活用する
部活動と勉強を両立させるためには、時間を意識し、必要な学習に集中することが大切です。当塾では完全1対1の個別指導で、現在の学校教材やテスト範囲に合わせて授業を進めていきます。詳細はコチラをご覧ください。
また、オンラインでも教室同様の授業を行っております。中高一貫校に通っている場合、通学に時間がかかってしまうため、さらに通塾となると移動時間が増えるうえに、部活動に励んでいるとより体力を消耗してしまうことでしょう。
オンラインの授業は、どこでも勉強し慣れた環境で受講することができます。「中高一貫校向けのオンライン塾とは」にもあるように、生活リズムに合わせやすい授業であることも当塾の特徴です。
まとめ
部活と勉強を両立させるためには、自分の生活スタイルや生活のリズムを見直し、使いすぎている時間は減らしていくこと、また有効に使える時間があれば活用していくこと、そして何より授業にきちんと集中して取り組むことが大切です。
最初から気を張りすぎると、かえって勉強することが嫌になってしまうこともあります。まずは自分のできるところから改善していき、部活がある日でも続けられる学習を少しずつ積み重ねていきましょう。
講座案内:学校対策 フォローアップコース【英語・数学】
学校の授業進度を毎回確認し、試験日程にあわせた学習カリキュラムを作成した上で授業を進めていきます。
【数学】
どの単元の学習が不十分なのかを見極めて、抜けている内容を補っていきます。学校の進度に十分に追いつくことができれば、先取りコースに変更していくのが理想的です。



