中学生が陥りやすい「よくない」勉強法
勉強しているはずなのに成績が伸びない、実力が身につかないといった場合、勉強の方法がよくないのかもしれません。「よくない」例とその対策法について紹介します。
集中力が保たれていない
音楽を聴いていたり、スマホや漫画などに手を伸ばしたりしていては集中して勉強しているとは言えません。
机に座っている時間が長かったとしても、それは勉強をしている時間だけでなく、他のことをしている時間も含まれていては意味がありません。
手の届く範囲や視野の範囲内に娯楽物を置かないことや、1時間集中して取り組んだ後に5分間の休憩を入れるなど、自分にあった勉強時間で集中力を切らさずに学習することが大切です。
勉強するときは集中できる場所で学習することはもちろん、気が散る要因になるようなものは排除しましょう。服装も含めて学習しやすく集中できる姿勢で学習に取り組みましょう。
作業だけで内容が頭に入っていない
ノートや教科書に線を引くことや、単語帳を作るといった作業だけで満足してしまっていては、勉強していることにはなりません。
もちろん線を引く過程で文章を読むことや、単語帳を作りながら覚えることも不可能ではありませんが、知識として身についていない場合があります。
ノートをまとめることやオリジナルの単語帳を作ることは大切ですが、その作業に時間を費やしすぎてしまっては意味がありません。作るだけで終わりではなく、しっかり活用し、そのうえで問題演習を行いましょう。
問題を解いたままにしている
問題を解いたあとにそのままにしていては、新たな知識がつくことはありません。間違えた問題はなぜ間違えてしまったのかきちんと考えましょう。偶然解けてしまった場合や、なんとなく答えて正解だった場合も同様です。
問題を解きっぱなしにするのではなく、解説がある場合は解説をしっかり読んできちんと理解するようにしましょう。
また、再度同じような問題を解いたときに自信を持って正解できるように復習しましょう。繰り返し、反復練習することで効率よく学ぶことができます。
学習がきちんと定着するにはそれなりの時間がかかるので、焦らず反復練習をするということを意識して学習に励んでいきましょう。
暗記をしない
暗記をしないといつも同じような問題が解けなかったり、いつまでも苦手が克服できなかったりしてしまいます。苦手だからとあきらめてしまっては問題を正解することはできません。
また、文章を読めば前後の内容でなんとなく意味を推測することはできるかもしれませんが、それは一時的にしのげるだけであって、理解したうちには入りません。
英単語や古文単語、数学の公式など基礎が分かっていればスラスラ解くことができる問題はたくさんあります。毎日コツコツ覚えれば、自然と力が蓄積されるため、計画的に覚えていくことが大切です。
定期試験前は、定期試験前にまとめて暗記する方法を参考に、自分に合った暗記方法で記憶を定着させていきましょう。
一夜漬けや一度に全部覚えようとしている
定期テスト前日はしっかりと睡眠を取るようにしましょう。もし勉強中に眠くなってしまった場合は、15分睡眠をとって頭をすっきりさせることが効果的です。
一夜漬けで定期テストなどを乗り切ろうとはせず、きちんと計画立てて日々の勉強に取り組むことが大切です。一度に全部覚えようとしても、多くの内容を一度に全部身につけることはできません。
何度も繰り返し学習したほうが定着率も高く、効率的であると言えるでしょう。
毎日の勉強を習慣づけることはもちろん、テスト勉強は計画を立てて取り組むことが大切です。また、特にテスト勉強の際はテスト直前の勉強計画の立て方を参考に計画的に学習を進めていきましょう。
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当塾では、完全1対1の個別指導により、1人1人の生徒さんに合ったペースで効率的な授業が可能となっております。詳細はコチラをご覧ください。また、当塾ではオンラインでの授業も行っております。通塾の時間もなく、自分が勉強し慣れた環境で学習することができます。
まとめ
効率的に学習を進めることで、ムダな時間を費やすことなく知識を身につけ学力を伸ばすことができます。正しい学習方法で学力を伸ばしていきましょう。また、部活動や学校外の活動に力を入れている場合は、部活と両立するための効率のいい勉強方法とは?で触れていることにも意識を向けて取り組んでいきましょう。
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