効率よく英単語を覚えるためのコツ
まず確認:覚えられない原因は「量」ではなく「やり方」
英単語が定着しないときは、次のどこかが欠けていることが多いです。原因を先に切り分けると、やることが一気に絞れます。
- 入力不足:見た回数が足りない(反復の回数が少ない)
- 出力不足:日本語→英語で言えない/書けない(テスト形式に合っていない)
- 音不足:発音・音声と結びついていない(リスニングや綴りに弱い)
- 文脈不足:単語単体で覚え、文章で意味が取れない(例文・使い方がない)
- 管理不足:覚えた後に放置し、忘却で消える(復習間隔の組み立てがない)
効率よく回る進め方:5語×3分×3周(合計15分)
「時間をかけて1語を完成」より、「少量を高速で回す」方が定着しやすいです。まずは5語だけで次の流れを決めます。
- 英語→日本語:パッと意味が言えるか(言えなければ印をつける)
- 音声を聞く/発音する:見た単語を口で言えるようにする
- 日本語→英語:言えるか(テストで問われやすい)
- スペル確認:書けない語だけ最後に書く(最初から書き続けない)
ポイント:書くのは「最後に、書けない語だけ」。最初から書くと、暗記ではなく作業になります。
忘れないための復習間隔(例:7日で4回)
「覚えたつもりで抜ける」を防ぐには、復習のタイミングを決めておくのが有効です。次のように決めると回しやすくなります。
- 当日:学習直後にもう一度(短いチェック)
- 翌日:日本語→英語の出力だけ確認(3分)
- 3日後:英→日+日→英をセットで(5分)
- 7日後:テスト形式で(書けるか・聞けるかまで)
例文で覚える(「意味」ではなく「使い方」を決める)
単語帳の意味だけで覚えると、文章の中で意味が取れないことがあります。短い例文1つをセットにし、「その単語が出たらどんな形で使われるか」を決めましょう。
- 例文は短く:10語前後で十分
- セットで覚える:前置詞・よく一緒に使う語(コロケーション)も一緒に
- 出力する:日本語から例文を言えるか確認(完璧でなくてよい)
短時間チェックテスト(家庭学習での「定着確認」用)
勉強の最後に、次の3点だけ確認すると「覚えたつもり」が減ります。
- 英語→日本語:即答できるか
- 日本語→英語:口で言えるか(書くのは最後)
- 発音:音読できるか(カタカナ読みで止まらないか)
よくある失敗と修正
- 単語帳を眺めて終わる → 日本語→英語の出力を必ず入れる
- 最初から書き続ける → 書くのは「書けない語だけ」に限定
- 毎日やる量が多すぎる → 量を減らして復習回数を増やす
- 覚えた語を放置 → 翌日・3日後・7日後の復習を予定に入れる
よくある質問(FAQ)
Q. 1日10単語でも覚えられません。
A. 量を増やすより、5語に減らして「英→日/日→英/音」まで回す方が定着が早いことがあります。まずは進め方を決めてください。
Q. 書かないと覚えられない気がします。
A. 書くこと自体は有効ですが、最初から書くと作業になりがちです。言えるようになった後に、書けない語だけ書く形にすると効率が上がります。
Q. テスト前だけ詰め込むのはダメですか。
A. 直前詰め込みは必要な場面もありますが、抜けやすいです。直前は「新規暗記」より、翌日・3日後の復習が残っている語を潰す方が得点につながりやすいです。
Q. 発音はそこまで重要ですか。
A. 重要です。音と結びつかない単語は、リスニングだけでなくスペルの再現も調子を崩しやすくなります。音声+音読をセットにしてください。
英単語は覚えようと思っても暗記するのが難しかったり、頭に入っているつもりで入っていないということもあるのではないのでしょうか。勉強になかなか集中できない場合は、『勉強に集中するためにまずは環境づくりをしよう』を参考にまずは集中できる環境づくりをして、学習に取り組んでいきましょう。特に英語は勉強を始める前から苦手意識を持ってしまっている場合があります。英単語を覚えることで文章も入ってきやすくなります。コツコツ暗記を続けてみましょう。
反復練習する
単語は一回見たり書いたりしただけではなかなか覚えることができません。一つの単語を時間をかけて覚えるよりも、少量、例えば5単語まとめて繰り返し覚えていく方が記憶が定着しやすいです。何度も繰り返すということを意識して暗記に取り組んでいきましょう。
単語カードを活用する
ノートにひたすら単語を書いて覚えるという方法もありますが、覚えるということよりも書くことに集中してしまう場合があります。まずは単語カードをつくりましょう。単語カードであれば、通学の時間など隙間時間にも活用することができます。声を出せる場所の場合は、単語を声に出しながら覚えていきましょう。発音ができなければ、理解することはできません。発音できるようになったらスペルを意識して書いて覚えるようにしましょう。
英単語帳を活用する
学校で採用されているものや塾で使っているものがあればそれを使いましょう。手元にない場合は自分のレベルに合った単語帳をひとつ用意しておきましょう。単語を覚える際には、英語→日本語だけでなく、日本語→英語も理解できなければなりません。また、リスニング用のCDが付属されている場合が多いので、正しい発音も同時に覚えましょう。
目標を設定する
覚えるべき英単語の量が多いとモチベーションを維持するのがなかなか難しいこともあるかと思います。『1日10単語覚える』など、クリアできる目標を設定して覚えるようにしましょう。自分の設定した目標をクリアするということを繰り返していくと、モチベーションを維持しながら単語を覚えることができます。勉強計画の立て方については、『中高一貫校に通う生徒のための勉強計画の立て方』を参考に、計画を立てながら覚えていきましょう。
覚えにくい単語は…
反復練習する中で、自分の中で覚えやすい単語と覚えにくい単語が出てくるかと思います。覚えられない・覚えにくい単語は特に繰り返して定着させていきましょう。何度も繰り返していき、定着したものを除く⇒暗記する…を繰り返して単語を覚えていきます。覚えたと思っても忘れてしまうことがあるかと思いますので、覚えた単語も定期的にチェックをして完璧に暗記していきましょう。
まとめ
英単語を覚えるのが苦手という場合も、『1日10単語覚える』など、目標を設定し、それをクリアしながら英単語を覚えていきましょう。単語カードや単語帳を活用し、無理なく暗記を進めていくことが大切です。
当塾での取り組み
当塾では、完全1対1の個別指導で、ひとりひとりに合わせた完全オーダーメイドの授業を行ってまいります。学校対策は、予習メインの先取りコースと、学習の足りないところを補っていくフォローアップコースがあり、学習の状況に合わせた授業を受けることができます。また、中高一貫校で多く採用されている、プログレス、ニュートレジャー、バードランド、体系数学の対策も行っております。そのため、学校の教材と異なるテキストのために、塾で学習をしているにも関わらず、学校の成績アップに直結しない、ということが起こりません。
当塾では、教室での授業と同様の授業をオンラインでも受講することができます。通塾の必要もなく、全国どこからでも授業を受けることができ、勉強しなれた環境で効率的に学習することができます。オンライン授業につきましてはコチラをご覧ください。



