中高一貫校生の現代文の定期テスト勉強法

現代文の勉強をしようと思っても、何から始めれば良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。特に中高一貫校は授業のスピードもはやく定期テストも広範囲から出題されるため、どこから手を付けたらよいのか分からないという状況に陥りがちです。また、他の教科との勉強の兼ね合いもあるため、現代文は後に回されがちなのではないでしょうか。定期テストの勉強はできるだけ効率的に進めていく必要があります。勉強計画の立て方については、『中高一貫校に通う生徒のための勉強計画の立て方』を参考に学習を進めていきましょう。

音読する

教科書の文章を音読しましょう。定期テストは学習した範囲から出題されます。本文を暗記してしまうくらい音読するようにしましょう。すらすら読めなかったり言葉につまってしまうところは、文章の意味がきちんと理解できていない可能性があります。全体の流れを理解しながら、分からない言葉があればこの段階で覚えていくようにして、文章を頭の中に入れてしまいましょう。音読をしながら情景が思い浮かぶように読んでいくとより記憶に残りやすくなります。

漢字を覚える

文章中の漢字は完璧に書けるようにしましょう。また、難しい言葉や意味の分からない言葉が音読のときに見つかれば、調べて覚えておきます。漢字で点数を落としてしまうのはもったいないので、確実に漢字の読み・書きができるようにしましょう。漢字は日々語彙力を増やしていくことに合わせて、定期テスト対策は別に勉強をして、常に新しい漢字を覚えていくということを習慣づけていきましょう。漢字は習慣付けが何よりも大切です。常日頃から覚えておくとテスト前も焦らずにすむので、テスト前は覚えているかのチェック程度で済むようにしておくとよいでしょう。

接続詞

接続詞が穴埋めや選択肢になっていて出題されるパターンも多く出題されます。前後の文章が逆のことを言っていれば『しかし』など、前後で同じような内容を言っていたら『つまり』など、前の文章の理由を述べていたら『なぜなら』など、文章の意味と流れがきちんと理解できていれば答えることができるので、流れをしっかり意識して文章を読みましょう。

指示語

指示語は入試でも出題されるケースが多いです。そのため定期テストの勉強中も意識しながら取り組んでみましょう。指示語の内容が分からなければ文章の内容理解が曖昧になってしまうことがあります。文章中に指示語を見つけたら、その指示語が指し示す内容を探しましょう。指示語はだいたい文章の前に書かれているパターンが多いので、まずは指示語の前を見てみましょう。もちろん、指示語の後ろに指示語の内容が書かれている場合もありますし、複雑な文章だとどれが指示語かわかりにくいものもあるので、音読の段階で順を追って文章の意味を理解しながら読み進めていくことが大切です。

要約する

文章を要約してみましょう。相関図を書いて登場人物、感情の流れや出来事などを図式化して書いてみましょう。そしてその図を見ながら文章について説明できるようになれば、内容がしっかり把握できているということになります。文章の流れを理解して要点をまとめることで頭を整理することができます。定期テストは学習した範囲から出題されるため、すべて覚えてしまうくらい文章を頭に入れておくとよいでしょう。

文章の背景を知る

筆者やタイトル、書かれた時代などは覚えておきましょう。出題されたときに覚えていれば正解することができるので確実に点数をとれるようにしておきましょう。

ノートを見返す

教科書をよく読んで文章の流れを理解した後は、授業用ノートを見返してみましょう。大切なことはノートに書いてあるはずなので、しっかりと確認していきます。出題されやすい箇所は授業中に先生が指摘している可能性が高いので、ノートを見直して重要なところは頭に入れておきましょう。ノートが分かりやすく書いてあることもテスト勉強においては重要になります。授業はしっかりと聞き、ポイントなどはまとめておくと定期テスト前の見直しをスムーズにすることができます。

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まとめ

現代文の定期テストはある程度覚えてしまえば一定の点数をとることができます。学校の授業中に文章を理解できるように集中して聞くのはもちろん、漢字などは新しいものを見たときに覚えるようにしておけば、定期テスト前に焦ることもないので、日ごろの習慣にしてしまいましょう。

 

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