中高一貫校で落ちこぼれないための勉強方法
中高一貫校の授業の特徴
中高一貫校に通うメリット・デメリットにもあるように、中高一貫校は高校2年生までに高校範囲3年間分を終わらせ、1年間大学受験に向けた勉強をします。そのため、しっかりと受験勉強に取り組むことができます。しかし、中高一貫校では高校受験がないために中だるみをしてしまったり、授業についていけずに落ちこぼれになってしまう…ということが起こってしまうことがあります。中高一貫校のハイスピードでハイレベルな授業をいかした勉強法で学力を伸ばしていきましょう。
中高一貫校への合格がゴールではない
中高一貫校には、難しい入試を突破した同じくらいの学力の生徒が通っています。中高一貫校に合格したから、次の受験が6年後だからと勉強から遠ざかってしまう、勉強に対するモチベーションが下がっていしまうということがあります。中高一貫校に通っている生徒は、受験勉強をしてきた生徒しかいないため、勉強が習慣づけられている場合がほとんどです。そのため、学習を疎かにしてしまうと、学校の授業、周りのペースについていくことができなくなってしまい、落ちこぼれになってしまうことも考えられます。中高一貫校に合格するという目標をクリアした後は、新たに目標を設定してモチベーションを下げないように、勉強を継続することが大切です。
基礎を固める
中高一貫校の授業は高レベルな授業がハイスピードで進められます。応用問題への対応や大学受験を見据えて、とにかく基礎固めをきちんとすることが大切です。各教科のベースとなる部分をしっかりと学習して定着させていきましょう。基礎がしっかりとできていれば、応用問題で分からない問題に出会ったときでも、さかのぼって学習をする必要がありませんし、思考を変えたり、解説を読んで理解することができたりします。基礎ができずに曖昧にしてしまうと、『問題のうちどこまで分かってどこまで分からないのか』の原因を見つけ、理解できるようにする必要があるため、復習に時間がかかってしまいます。学習できる時間は限られていますから、できない問題に出会ったときに再び学習しなおす必要がないように、漢字、英単語、公式など暗記すべきものは毎日コツコツ続けて暗記をしていきましょう。
学校の授業を疎かにしない
何よりも大切なのは学校の授業をきちんと受けることです。せっかく質の高い授業を受けることができる環境にいるにもかかわらず、授業に集中していなかったり、先生が何を言っているのか理解できないという状況は非常に勿体ないです。勉強の他にも部活動に励んでいたり、学校の外で力を入れている活動があるかもしれませんが、学校の授業をきちんと理解できれば学力を向上させることができます。定期テストで80点をまずは取れるように、予習→授業→復習を習慣づけて授業を受けるようにしましょう。また、授業で分からないことがあったら、学校や塾の先生に聞いて分からないことを分からないままにしないことが大切です。予習→授業→復習のサイクルをしっかりと身に着けることができれば、学校の授業をきちんと受けるだけで学力を伸ばすことができます。学校の授業はきちんと集中して取り組みましょう。
当塾での取り組み
当塾では、中高一貫校で採用されている教材(英語:プログレス、ニュートレジャー、バードランド)の対策、(数学:体系数学)の対策や、国語の対策など1人1人に合わせた完全1対1の個別授業で授業を進めてまいります。学校の授業に関しては、学習の復習をするフォローアップコース、授業のスピードに学習が追い付いたら予習コースに移行など、それぞれに合わせた完全オーダーメイドの授業を行っております。また、当塾の授業はすべてオンラインでも受講可能です。勉強のための体力も温存することができ、学習し慣れた環境で塾の授業を受けることができる当塾のオンライン授業は、中高一貫校生の生活リズムに合わせやすいシステムとなっております。詳しくはコチラをご覧ください。
まとめ
中高一貫校で落ちこぼれないためには、中高一貫校合格後に新たに目標設定をし、予習→授業→復習を習慣づけて定期テストでは全教科80点以上をとれるように学習に取り組むことが大切です。学校の授業をきちんと理解することで学力向上につながります。毎日コツコツと学習を続けていきましょう。
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基本的な英語の学力があれば合格点がとれる大学群ですが、近年の傾向として合格点が高くなりがちであるので、精度の高い学力を養うことが目標になります。
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【国語】
どの学校でも使える、どんな文章にでも通用する普遍的な解法を伝達していきます。そして、演習と解説を通じてそれを使いこなす訓練をしていきます。