中学生が英検準2級・2級に合格するには|レベル目安と効率的な勉強法

 

「中学生のうちに英検準2級を取りたい」「高校受験にも活かせる資格が欲しい」と考えるご家庭が増えています。
一方で、「準2級は中学生には難しそう…」という不安の声も少なくありません。

英検準2級は、公式には高校1年生終了程度の英語力が求められる級です。つまり、中学校の学習内容だけでは合格が難しいレベルであることを理解しておく必要があります。
このページでは、中学生で英検準2級に合格するために押さえておきたいポイントと、効果的な学習の進め方を整理して解説します。

中学生が目指すべき「英検準2級」のレベルとは

高校1年生終了程度の英語力が必要

英検準2級に合格するためには、高校1年生終了程度の英語の学力が必要だと言われています。ここで重要なのは、

  • 中学3年生までの教科書レベルの英語力だけでは、準2級合格は厳しい
  • 単語・熟語・読解量ともに、中学英語を超えたレベルが求められる

という点です。

中学3年生程度の英語力では、英検準2級の合格は難しい。
「高校内容を先取りする意識」が必要。

とはいえ、「中学生では無理」という意味ではありません。
中学生であっても、計画的に勉強を進めれば十分合格は可能です。

中学生で準2級に合格するための学習戦略

授業外の学習は必須になる

中学生で英検準2級に合格するためには、前述の通り高校1年生終了程度の英語力が必要です。ところが、

  • 中学校の授業はあくまで「中学内容」の習得がメイン
  • 高校1年生レベルの内容を中学校の授業でカバーすることはできない

という現実があります。

そのため、

学校の授業だけに頼らず、自分で英検取得のための学習を進めることが不可欠です。

具体的には、

  • 英検準2級レベルの単語帳・問題集を使って学習する
  • リスニング・長文読解などを、英検専用教材で補う
  • 過去問に触れ、「どのくらいのレベルが求められるのか」を早いうちに把握する

といった授業外の学習時間の確保がポイントとなります。

いつから準2級対策を始めるべきか

中学生で英検準2級を取得するためには、学習開始のタイミングも重要です。

おすすめの目安は、

  • 中学2年生のうちから学習を始める
  • 遅くとも、中学3年生に上がってすぐの時期にはスタートする

というスケジュールです。

中学3年生になると、多くの生徒は高校受験の勉強が本格的に始まります。
そのため、

  • 英検の勉強だけに時間を割くことが難しくなる
  • 受験勉強と英検対策の両立で、負担が大きくなる

といった状況に陥りがちです。

受験勉強をしっかり進めるためにも、

はやい段階で英検取得のための学習をスタートさせることがとても大切です。

合格のカギは「語彙力」

準2級レベルでは語彙力が勝負を分ける

中学生が英検準2級に合格するうえで、最も重要なポイントは語彙力(単語・熟語の量)です。

元記事にもあるように、

語彙力を高めることで合格までの道のりもグッと近づきます。

準2級の試験では、

  • 難しい英文法の問題は、実はそれほど多く出題されない
  • 単語や熟語の意味が分かれば、解ける問題が多い

という特徴があります。つまり、

文法知識が完璧でなくても、語彙をしっかり押さえていれば得点を稼ぐことができる級と言えます。

だからこそ、

  • 毎日コツコツと単語・熟語を覚える習慣をつける
  • 同じ単語を「読む・聞く・書く」など、複数の形で繰り返し触れる
  • 単語帳だけに頼らず、長文の中で「使われ方」を確認する

といった工夫で、語彙力を伸ばしていきましょう。

文法は「過去問の中で覚えていく」のが効率的

準2級レベルでは、文法問題そのものの比率はそれほど高くありません。
したがって、

  • 文法だけの問題集を延々と解き続ける
  • 細かい文法項目にこだわりすぎて前に進めない

という勉強法は、必ずしも効率的とは言えません。

おすすめは、

過去問を解きながら、よく出る文法パターンをセットで覚えていく

というやり方です。

  • 実際の問題形式に慣れながら、必要な文法だけを優先的にインプットできる
  • 「どの文法がよく問われるのか」が感覚的につかめる

というメリットがあるため、時間の限られた中学生には特におすすめの方法です。

中学生でも準2級は十分に合格可能

ここまで見てきたように、中学生で英検準2級を取得することは決して不可能ではありません。必要なのは、

  • 準2級のレベルを正しく理解すること
  • 学校の授業だけに頼らず、授業外の学習時間を確保すること
  • 語彙力を高めることを最優先のテーマにすること
  • 文法は過去問の中で整理しながら身につけていくこと

まずは、語彙力を向上させることからスタートしてみてください。
単語と熟語が分かるようになるだけでも、リーディングやリスニングの見え方が大きく変わります。

関連コラム

具体的な勉強法については、こちらのコラムもあわせてご覧ください。

中学生でも英検準2級に合格できる勉強法

まとめ:早めのスタートと語彙力アップが合格への近道

最後に、本ページの内容を整理します。

  • 英検準2級は高校1年生終了程度の英語力が必要であり、中学3年生の教科書レベルだけでは合格は難しい
  • 中学校の授業だけではカバーしきれないため、授業外の自学自習が不可欠
  • 中2のうち、または中3に上がってすぐなど、はやい段階で英検対策を始めるのがおすすめ
  • 準2級合格のカギは、語彙力を高めること。文法は、過去問を解きながら効率的に身につける
  • 中学生で英検準2級を取得することは十分可能。早めのスタートと計画的な学習が、合格への最短ルートになる

英検準2級を目標に掲げることで、高校内容を先取りした学習が進み、そのまま高校受験やその先の英語学習にも大きなアドバンテージとなります。
「いつか受けたい」ではなく、ぜひ具体的な受験時期と学習計画を決めるところからスタートしてみてください。